金塊が眠るビッグサンダーマウンテンには2つのコースが存在する?

遊園地には、ほぼ必ずと言って良いくらいジェットコースターが存在しています。

言うまでもないかもしれませんが、ジェットコースターというのはレールの上をすごい速さ轟音で駆け抜ける乗り物です。

急降下や急カーブなどで蛇のようにグネグネ曲がっているコースをだいたい1分〜2分位の間で走り抜けるのが特徴で、そのスリルを味わうために様々な人がジェットコースターに乗るわけです。

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出典:「ja.wikipedia.org」

たった1〜2分(長くて3分)ほどのためですが、その短いスリルを楽しみに長時間並び続けます。

そのくらい人気な乗り物です。

世にあるジェットコースターは色々なものがあります。

山ありカーブありのコースをひたすら走るのもあれば、輪っかのようなレールを一回転するもの、更には座席が回転するものなどなど色々あります。

各ジェットコースターがそれぞれの特徴を競い合っているのでしょうか。

いかに乗客にスリルを味わえるかが、各ジェットコースターのアイデンティティになっているように感じます。
さて、少し前置きが長くなりましたが、様々な種類があるジェットコースターの中から今回は東京ディズニーランドにあるビッグサンダー・マウンテンについて書いていこうと思いまうす。

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まるでおもちゃの列車のようなコースター

多くの方は知っていることでしょう、東京ディズニーランドにはビッグサンダー・マウンテンというコースターがあります。

さて、ビッグサンダー・マウンテンですが、その特徴は鉄道っぽい見た目だと思います。

先頭車両は小さめの蒸気機関車がちょこんとついていて、レールも線路っぽいので、見た目は鉄道っぽいのが特徴です。(ちゃんと枕木も再現されているのがすごいです)

その見た目は、おもちゃの列車のような感じです。

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出典:「www.itmedia.co.jp」

面白いと思いませんか?

見た目おもちゃの列車みたいなコースターが高速で走り回っているのですから。

その姿、遠目から見てるとまるでアニメや漫画の世界みたいです。

なんというか、ある種の冗談・ギャグみたいな感じがビッグサンダー・マウンテンにはあるように思えます。

その存在には愛嬌を感じます。

速さを追求するいわゆるジェットコースターとはまた違った感じです。

だからでしょうか、絶叫マシンが嫌いだという人でもビッグサンダー・マウンテンは面白い・楽しいという感想を持つ人が多くいます。(急降下がほとんないからというのもあるでしょうが)

ビッグサンダー・マウンテン世界観に惹きこまれるという意見もあります。

ちなみに僕も絶叫系は苦手ですがビッグサンダー・マウンテンは楽しいと思っています。
(といっても10年以上乗っていませんが・・・・・、東京ディズニーランド記憶では一番覚えているものです)

ところで、ビッグサンダー・マウンテンは何故、蒸気機関車列車の形をしているのでしょうね?

それについては以下に書いていきますね。

ビッグサンダーマウンテンのストーリー

ディズニーランドのアトラクションにはそれぞれ舞台設定やストーリーがあります。

なのでビッグサンダー・マウンテンにもストーリーが存在します。

そのストーリーを以下に紹介しますね。
(僕の解釈で要約しています。)

『アメリカの西部、カリフォルニア州のある場所に、原住民から聖なる山として崇められている山がありました。

1848年頃のことです、その聖なる山でなんと金が発見されます。

「金を発見した!」ということで、採掘者達は一斉にその聖なる山へ殺到します。

いわゆるゴールドラッシュというものです。
(1848年頃にはカリフォルニア州で現実でもにゴールドラッシュが起こりました。)

原住民にとっての聖なる山に、採掘者達はお構いなしに立ち入るものですから「神の罰があたるぞ!」と忠告するものの聞く耳を持たずです。

そしてある時、採掘のためにダイナマイトを爆発させます。

原住民たちはその音を聞き「神のお怒りだ!」と恐れ、そして聖なる山をビッグサンダー・マウンテンと呼ぶことにしました。

さて、その聖なる山のビッグサンダー・マウンテン、先住民の予言通り神の罰が当たり始めます。

原因不明の事故が多発していきました。

しかも金脈は一向に見つかりません。

金が見つからず事故多発、まったくもって災難の連続です。

採掘者達は「この山は呪われてるんじゃないか?」と恐れるようになりました。

そして段々と人々は撤退し、とうとう無人となりました。

さて、それから数十年後のことです。

無人になった廃坑のなかにある鉱山鉄道の線路の上を暴走する機関車が走っています。

神の怒りによって、無人の機関車が暴走を続けているのです。』

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ビッグサンダーマウンテンにはコースが2つある?

以上がビッグサンダー・マウンテンのストーリーの要約です。

ストーリーに登場する無人で暴走する鉱山鉄道がビッグサンダー・マウンテンのコースターのモデルとなっているわけです。

ビッグサンダー・マウンテンのコースターが列車の形をしている理由は、そういうことだったのです。

そして設定上では神の怒りによって暴走しているわけです。

暴走列車なんて現実的に考えたらちょっと怖いイメージが有りますけども、ビッグサンダー・マウンテンの機関車は見た目はおもちゃの機関車っぽいです。

『暴走する列車+見た目おもちゃっぽい機関車』・・・この組み合わせが、上にも書いたとおりアニメ・漫画っぽい独特な雰囲気を作り出しているのかもしれません。

ちょっとシュールな感じがギャップになって面白く感じるのだと思います。

ところで実際にビッグサンダー・マウンテンに何回も乗車しているうちに「おや?」と思うことがあります。

スピードや揺れの感覚、そして景色などがコースターに乗るたびに変わっているような気がするのです。

「さっきとコースが違う?」

連続で乗ったときとかにそう感じることがあります。

あるときはスピードが速くそして迫力があったのに、別の機会に乗った時はスピードもそこそこであまり迫力が無く、景色も1回めと2回めでは違ったという感じです。

このように乗る度にスピード感が変わるという感覚を持つ人はわりといるようで、「ビッグサンダーマウンテンにはコースが2つあるのでは?」と噂されたりもしています。

『1つだと思われていたコースが実は2つある、そしてその情報は非公開とされている』

もしそうだとしたら、なぜコースは2つも存在しているのか?

コースの分岐点はどこなのか?

なぜ公開されずに秘密にされているのか?

などなど色々と疑問が湧いてきます。

結論を言いますとビッグサンダー・マウンテンはコースは1つだけしかありません。

スピードが違ったり景色が変化しているように見えるのは体感的な錯覚が原因で引き起こされています。

コースターは4両編成ですが、1両目に乗るのと4両目に乗るのとではスピードがだいぶ違って感じられます。

後ろに行けば行くほど構造上スピードが速くなります。

最後尾の4両目は最も加速がついた状態で坂を下っていきますから、1両目に乗っていた時はゆっくりと感じられた場所でも速いスピードで通過していきます。

そしてビッグサンダー・マウンテンのコースは蛇のように絡まっているようにグネグネ曲がっていて、さらに岩山に囲まれています。

岩山が視界を遮っていて先が見えず、しかもコースターは方向を左右に常に変えながら走っていきます。

そうなると今どこを走っているのかを体感的に把握しにくいということがあります。

そんな状態で、さらに乗る位置によってスピードが変化するわけですからなおさら「何か前乗った時と違う?」みたいにかんじやすくなるわけですね。

また蛇のように絡まっているコースですから、乗っている最中に別の線路も見えたりします。

そのため「あそこの線路は別のコースなんじゃないか?」という感じがしますね。

そして、ビッグサンダー・マウンテンは昼と夜とではだいぶ雰囲気が違っています。

昼間はなんてことない岩山も夜だとライトアップされています。

ライトアップされた岩は、独特な雰囲気が醸し出されその様相は昼とはガラリと変わります。

以上のようなことから、ビッグサンダー・マウンテンはスピードや景色が変化しているように感じられ、『コースが2つあるんじゃないか?』という噂が出たようですね。

真相を知ってしまうと「なんだ、なんてことないじゃないか・・・」と思うかもしれません。

しかし、逆に考えてみると面白いと思います。

同じコースを走っているのに、体感的に乗る度に変化して感じられるのです。

つまりビッグサンダー・マウンテンが乗客に色々な表情を見せてくれているということになるわけです。

2つのコースが存在することよりも1つのコースで様々な景色を見せてくれることのほうが、よりいっそう興味深いことだと思います。

ところで、ビッグサンダー・マウンテンは鉱山列車がモデルということでしたが、鉱山列車って具体的にどんなものか、漠然としたイメージしか浮かばないかと思います。

そもそも我々が普段生活していて接することのないものです。

次回の記事では、鉱山鉄道について書いていきたいと思います。
続きはこちらです

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