荒地の魔女がハウルの心臓を狙うの理由と2人の関係を考察してみた!

さて、今回は『ハウルの動く城』について書いていきます。

これまで書いてきた『ハウルの動く城』関連の記事は以下からどうぞ。
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スタジオジブリ宮崎駿作品『ハウルの動く城』まとめ

『ハウルの動く城』はこれまでのジブリ以上に魔法が目立ちます。

そして魔法キャラが多く登場します。

これまでだと、『魔女の宅急便』のキキ、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆と銭婆がいわゆる魔法使いキャラという存在でした。

これしかいません。

ですが、『ハウルの動く城』だとハウル、サリマン、荒地の魔女、そして裏設定ですが実はソフィー、という感じで多くの魔法使いキャラが集結しているのが特徴だと僕は思っています。

さて、今回はそんな魔法使いキャラの荒地の魔女とハウルの関係について書いていきたいと思います。

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荒地の魔女はハウルを追いかけ回す!

さて、荒地の魔女ですが、このキャラクターは本名は一切明かされていません。

周りからは『荒地の魔女』とか後には『おばあちゃん』としか呼ばれていません。

荒地の魔女っていう呼び名、何だかドラクエの敵キャラみたいなじゃないですか?

ドラクエの敵キャラって『ゆきのじょおう』、『ニセたいこう』、『まおうのつかい』みたいなボスがいます。

『荒地の魔女』もまさにこんな感じだと僕は思います。

さて、そんなドラクエっぽい荒地の魔女とハウルの関係ですが、追う追われるの関係です。

荒地の魔女は常に執拗にハウルを追いかけ回します。

物語の冒頭からハウルは荒地の魔女の手下に追われていました。

ソフィーはたまたま居合わせてしまい、ハウルと一緒に逃げることとなります。

後述しますが、ソフィーはそれがきっかけで老婆にさせられてしまいます。

ソフィーを介して魔法でハウルに次のようなメッセージを送りつけています。

『汝、流れ星を捕らえし者。心なき男、お前の心臓は私のものだ』

出典元:宮崎駿監督「ハウルの動く城」スタジオジブリより

荒地の魔女はハウルの心臓を狙っているのがここからわかります。

こんな風にメッセージを送りつけているくらいです。

荒地の魔女のメチャクチャ執念深さが伝わってきますよね。

さすがのハウルも荒地の魔女のこの執念深さにはまいっているようで、ソフィーに次のように言っています。

ハウル
「荒地の魔女が僕の家を探しているんだ。」

ソフィー
「え?あ、港で手下を見掛けたわ。」

ハウル
「僕は本当は臆病者なんだ。このがらくたは、全部魔女よけのまじないなんだよ。怖くて怖くてたまらない。」

出典元:宮崎駿監督「ハウルの動く城」スタジオジブリより

ハウルはかなり精神的に疲れている感じです。

荒地の魔女は、なぜ逃げ続けるハウルを執拗に追いかけまわし、そして彼の心臓を狙い続けるのでしょう?

かつて荒地の魔女とハウルは恋人関係だった?!

荒地の魔女はなぜハウルの心臓を狙うのか。

その答えは単純明快です。

荒地の魔女はハウルに恋をしているからです。

映画の後半で荒地の魔女はソフィーに次のように言っています。

荒地の魔女
「恋だね。あんたさっきからため息ばっかりついてるよ。
ソフィー
「はあ、」

荒地の魔女
「図星だね。」

ソフィー
「おばあちゃん、恋をしたことあるの?」

荒地の魔女
「そりゃしたね。今もしてるよ?」

ソフィー
「え?」

荒地の魔女
「男なんか仕方のないものだけどね、若い心臓は良いよ。」

出典元:宮崎駿監督「ハウルの動く城」スタジオジブリより

荒地の魔女は今も恋をしているということ、そして若い心臓は良いと言っています。

つまりこう考えられます。

荒地の魔女は恋をしている相手の心臓を欲しがるのだと。

ということは、ハウルの心臓を欲しがっている荒地の魔女はつまりハウルに恋しているということなのです。

そしてハウルを執拗に追いかけていたということは、それだけハウルに対する思いが強烈だったということなのです。

しかも上記のセリフを言っている荒地の魔女は、サリマンにより大幅に老化し(本来の年齢に戻され)、もうろく状態担っているのに、それでもまだ恋をしていると言っているのです。

なかなかトンデモナイ恋心だと思います。

ハウルはソフィーに荒地の魔女について次のように言っています。

ソフィー
「ハウルはどうして荒地の魔女に狙われてるの?」

ハウル
「面白そうな人だなと思って、僕から近づいたんだ。それで逃げ出した。恐ろしい人だった、、。」

出典元:宮崎駿監督「ハウルの動く城」スタジオジブリより

ここのセリフから、ハウルはかつて荒地の魔女と恋人関係だったのではと考えられないでしょうか?

僕はそう思います。

きっとハウルは好奇心で荒地の魔女に近づいたのでしょう。

それはほんの軽い気持ちだったのだと思います。

ところが荒地の魔女は想像以上にヤバかった。

荒地の魔女のハウルへの思いは強烈過ぎて、ハウルは耐えられなくなったのです。

身も心も荒地の魔女に吸い尽くされる前に、ハウルは荒地の魔女から逃げ出したに違いありません。

しかし荒地の魔女の執念深さはヤバかったのです。

ハウルが逃げ出した後も、執拗にしつこくハウルの家を探し回っています。

そのしつこさはまさにストーカーです。

スタジオジブリにはストーカーキャラがいます。

1人目は『耳をすませば』の天沢聖司。

2人目は『千と千尋の神隠し』のカオナシ。

荒地の魔女は彼らに次ぐ3人目のストーカーとして君臨しているのです、。

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ソフィーが呪いをかけられたのは、荒地の魔女の嫉妬のせい!?

荒地の魔女のハウルへの思いは強烈です。

ソフィーは映画序盤で荒地の魔女に老婆にさせられますが、それについて鈴木敏夫プロデューサーは次のように言っています。

簡単にいうと少年だったハウルの童貞を破ったのは、荒地の魔女です。それが、ソフィーにいくわけでしょう、映画の冒頭。それを見た荒地の魔女が怒り狂って、おばあちゃんにしちゃうっていういう話でしょう。

出典元:鈴木敏夫著「風に吹かれて」中央公論新社

つまり、荒地の魔女はソフィーに嫉妬してしまい呪いをかけたのです。

ハウルは荒地の魔女から逃げていました。

その途中、兵士に絡まれているソフィーと偶然出会い、成り行きで荒地の魔女の手下から一緒に逃げ、2人は空中散歩したわけです。

ですが、その様子を見た荒地の魔女は許せなかったのです。

自分の所からいなくなってしまったハウルが他の女と、しかも自分よりも遥かに若い娘と一緒にいることが、、。

その怒りはハウルではなくソフィーに向ったのです。

つまりソフィーが呪われて90歳の老婆になってしまったのは、完全なとばっちりというわけです。

ソフィーに嫉妬した荒地の魔女については、また別の記事でも書いていきます。

今回はハウルと荒地の魔女の関係についてでした。

『ハウルの動く城』の他の記事は以下からどうぞ。
  ⇓    ⇓    ⇓
『スタジオジブリ宮崎駿作品『ハウルの動く城』まとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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