かっこいいハウルの性格と過去!子供時代の謎とソフィーとその後は?

スタジオジブリ作品の『ハウルの動く城』。

この映画は宮崎駿監督の作品で『千と千尋の神隠し』の次に作られた作品ですね。

出典元:楽天市場「ハウルの動く城 [ 倍賞千恵子 ]

これまでの宮崎作品(紅の豚除く)では、概ね主人公またはヒロインは美少女であることがほとんどでしたが、前作の『千と千尋』では主人公は普通の女の子として描かれこれまでの傾向から変化がありました。

『ハウル』ではさらに主人公がいきなり老婆に変身するという、かなりショッキングな設定であり、宮崎作品=主人公が美少女という図式が崩れ去った瞬間のように思えました。

ストーリーはこれまでの宮崎アニメよりもさらに難解で、恐らく「よく分からない」という感想を持った人も多かったのではないかと思います。

しかし、『ハウル』には隠された設定がいくつもあり、その凄さに気がつくと非常に魅力的に感じるそうです。

ちなみに僕はまだまだ勉強不足で『ハウル』のことを完全には理解していません。

ただ、理解できていないなりにも『ハウル』の持つ独特の魅力に惹かれています。

空気感と言えばよいでしょうか、休日の午後、ぼーっと日向ぼっこをしているうちに白昼夢を見てしまったかのような不思議な気分にさせてくれる、そんな雰囲気がこの作品から感じるのです。

さて、今回は『ハウルの動く城』の主要キャラクター、ハウルについて書いていきますね。

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イケメンだけど性格はヘタレ

さて、このハウルというキャラクター。

初登場時は、ものすごくかっこいい登場の仕方をしています。

ナンパ野郎の兵士からソフィーを颯爽と助け出すその姿。

これはかなりイケメンキャラで出来る男に違いないと思わせるのには十分です。

ソフィーをエスコートする姿は紳士そのものでした。

出典元:楽天市場「【中古】 ハウルの動く城 スタジオジブリ シネマartシリーズ1 ジグソーパズル 150ピース

しかし、この姿はただの演技で実は彼の性格はそうとうのヘタレだというのが露呈します。。

彼は実はかなりの臆病者で、そして弱虫だとソフィーに打ち明けています。

そして動く城についているガラクタは魔女よけだったのです。

自分が臆病で弱いということを隠すために、イケメンで紳士っぷりを演じている。

彼のこのような性格、他の宮崎作品では見受けられないキャラクターですが、非常に人間らしい感じがします。

彼はサリマンからすごい才能の持ち主だと言われるくらい、強力な魔法使いなのです

しかし、所謂『才能』というものだけでは人を強くするわけではありません。。

現実でも才能があっても精神的に未熟なままで潰れてしまう、なんて話も聞いたことがあります。

ハウルは有り余る魔力をどのように使ってよいか分からなくて心に迷いが生じてたのでしょう。

そこを悪魔に付け入られたのです。

余談ですが、僕の友達の後輩にジブリマニアの女性がいるのですが、彼女はハウルは見た目が最高なのに、あのヘタレっぷりでドン引きしてしまい、あまり好きになれないそうです。

彼女曰く、見た目がハウルで性格がアシタカだったらもう最強なのだとか。

ハウルの変化

しかし、ハウルはストーリー後半からかなり変わります。

ソフィーをサリマンから救い出したり、ソフィーを喜ばせようと素敵な景色を見せてあげたり、また自ら先頭を切って戦っていったりと非常に積極的になってきます。

自分の代わりに王様のところへ行ってきて欲しいとか言っていた、あのヘタレっぷりが嘘のようです。

最初の頃の仮初のかっこよさではなく、本当にかっこよくなっていきます。

なぜハウルは変わったのか。それは守るべき者が見つかったからに他なりません。

守るべきもの、それはソフィーです。

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ソフィーは過去へ行き、少年時代のハウルと出会う

ストーリーのラスト近く、ソフィーは過去へと行きます。

そこで少年時代のハウルに出会っているのです。

少年ハウルは流れ星がたくさん降り注ぐ中にいます。

流れ星は次々と降り注ぎますが、そのうちの1つがハウル少年にぶつかります。

このシーンは一度見ただけだといまいちよく分からない謎のシーンと思いがちですが、実はカルシファーとハウルが初めて出会った場面なのです。

この流星はカルシファーで、ハウルはこの時にカルシファーと契約し大きな魔力を手に入れたのです。

その様子をソフィーは見ていたのですが、直後に地面が崩れ、ソフィーは落ちていきます。

落ちる瞬間彼女は少年ハウルに向かい次のように叫びます。

ハウルー、カルシファー!あたしはソフィー!

待ってて、あたしきっと行くから!

未来で待ってて!

出典元:宮崎駿監督、「ハウルの動く城」、スタジオジブリ、2004年

この時ハウルは呼びかけに気づき、落ちてゆくソフィーを驚きの表情で見つめています。

きっとハウルは未来で出会うであろうソフィーのために、力を使いたかったと思っていたのでしょう。

だからハウルはソフィーと再び出会ったことで、ヘタレからカッコの良い人へと成長できたのだと思います。

出典元:楽天市場「ENS-300-293 ハウルの動く城 ソフィーとハウル 300ピース

人間だれでも目的がないと成長しないと思います。

僕自身、目標を見失い、生きる気力を失いかけたことがありました。

どんな事でもよいのです。目標が出来ると人は前向きになります。

ハウルはソフィーを守るという目標が出来たため、まがい物でないかっこよさ溢れるキャラクターへと変化していったのです。

なぜハウルはソフィーに惹かれたのか?

ところでハウルはなぜソフィーに惹かれたのかですが、過去に出会ってたという事以上に別の理由もあります。

この理由ですが、ソフィーの秘密について触れる必要があります。

実はソフィーには生命を吹き込むという魔法が使えるのです。

それについては『ハウルの動く城の都市伝説的裏設定!ソフィーも実は魔法使い?!』の記事でも書きました。

映画では明確には描かれていないのですが、ソフィーには上記のような魔法の力を持っていたのです。

ハウルはカルシファーとの契約により心臓がありません。

心臓を持たないハウルからすると、生命を司る魔法を使えるソフィーは大変魅力的に感じたことでしょう。

過去に出会っていたソフィー。

ハウルがソフィーに惹かれた要素はそこにもあったでしょうが、その彼女が命を司どる魔法を使えるということこそがやはり重要だったのです。

これまでのどんな女性とも比べ物にならないほどの魅力を感じたに違いありません。

ソフィーを守るべきものとして、自分の力を彼女のために力を使うように変わっていったのです。

ハウルとソフィーのその後

さてハウルとソフィー。

この2人は今後どうなっていくのか、いまいち分からない形で映画は終わっています。

宮崎アニメはこのパターンで終わるのが多いですね。

シータとパズー。フィオとポルコ。サンとアシタカ。千尋とハク。などなど、この先この2人はどうなっていくのかがはっきり分からない状態で描かれているわけです。

ソフィーとハウルもそのパターンに当てはまります。

『ハウルの動く城』にはイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズが書いた小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作としています。

原作によるとハウルとソフィーは結婚しているようです。

映画ではこの部分は描かれなかったわけですが、それが宮崎アニメらしいと言えます。

ちなみに僕は原作を読んでいないので詳しくは分かりませんが、結婚後の2人は喧嘩しつつも仲良くやっていってるとのことです。

しかし、原作はあくまで原作で、映画とはまた別物と考えたほうが良いかもしれません。

ということで、『もし宮崎監督が結婚後も描いたとしたら?』ということで、勝手にその後の2人を考えてみました。

※以下は僕の勝手な予想で、原作とはかけ離れてると思われます。

僕の予想ではその後2人は結婚するでしょう。

しかし、ハウルは結婚後はハウルはまたヘタレに戻っていくのではないかと思います

ハウルは確かにソフィーという守るべきもののために、映画後半では頼もしくなっていきました。

しかし僕は同時に思うのです。

ハウルの本領発揮は、ピンチや緊急事態のときではないかと・・・。

映画のラストでは、ハッピーエンドということでサリマンが戦争を集結させており、そのためその後は平和が訪れていることでしょう。

平和になったことで、ハウルは一気に気が緩み、また元のヘタレくせが戻ってくるのではないかと思います。

気が緩むと一気にダメになる、というのは人間みなそうなるでしょうが、ハウルの場合は様々な要素がからみリバウンドがすごそうです。

ハウルはソフィーに甘えていくことでしょう

何かあればソフィーが何とかしてくれる。・・・そんな感じにです。

或いは、他の女性によく見られるように如何に自分の外見をかっこよくするかという努力をしていくでしょう。

それで色々な女性に声をかけていくのです。

一方ソフィーは呆れつつもそんなハウルといるのを楽しんでいそうです。

映画本編では、最初の頃はソフィーはどちらかと言えば引っ込み思案で劣等感を持つ女性として描かれていました。

でもハウルの城に掃除婦きてからは生き生きとしていました。

それはソフィーは世話好きで、人のために何かすることが自分の生きがいにつながると感じてるからだと思います。

またカルシファーにわざと意地悪な言動をとっていたりすることから、いたずら好きかつ好奇心旺盛な性格であるでしょう。

意地悪な言葉に対するカルシファーの反応を楽しんでいるようにも見えました。

なのでハウルに対しても彼を甘やかしながらも時々わざと意地悪していそうです。

彼の困った顔を見て楽しんでいるのです。

ソフィーはそんなハウルを愛おしく感じていることでしょう。

ハウルとソフィーはずっと良い関係を築いていくと思います

最後に

最後にこれまでの流れと全然関係ないですが僕が感じたことを書いてみます。

僕は『ハウルの動く城』を見てあるものを連想しました。

それは蒸気機関車(SL)です。

カルシファーが動かしているガラクタの城は動く度に煙をシュッシュと吐き出しカチャカチャ音を立てていますが、この感じがかなりSLに似ているように思えました。僕からしたらSLそのものだと思えるほどです。

あの煙の出し方、動くときの音、蒸気機関車好きであれば絶対にツボにハマることでしょう。

また、動く城以外にも街には蒸気機関車が走っていたり、路面電車も蒸気機関で煙を出して動いていたりと、かなりSLを意識していたのではないかと僕は思いますね。。

ちなみに『ハウル』で登場したSLは外国製のデザインをしていましたが、汽笛の音は日本製のSLでした。

こういった細かい部分を注目していっても『ハウルの動く城』は面白いと思います。

何回も見直していくうちに様々な魅力に気づいていく。

ハウルの動く城はきっとそのような作品なのです。

『ハウルの動く城』の他の記事は以下からどうぞ。
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『スタジオジブリ宮崎駿作品『ハウルの動く城』まとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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