呪いの魔法は宮崎駿からの試練!耐え忍ぶソフィーの性格!ハウル考察

前回に続いて『ハウルの動く城』について記事を書いていきますね。

(前回の記事は『かっこいいハウルの性格と過去!子供時代の謎とソフィーとその後は?』です。)

出典元:楽天市場「ハウルの動く城 [ENS-1000-258 ハウルの動く城 洗濯完了 1000ピース] ジグソーパズル エンスカイ[CP-G]

前回の記事では、ハウルについて書いていきました。

ハウルはイケメンでかっこよく、しかし性格はヘタレな所がありました。

そんなハウルもストーリーが進むにつれ徐々に頼もしい性格に変わっていくのは『守るべきもの』が見つかったからです。

その『守るべきもの』とはソフィー、ということでしたね。

さて、それでは今回はソフィーについて書いていこうと思います。

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冒頭でいきなり魔法の呪いをかけられ老婆に??!

ソフィーは『ハウルの動く城』の主人公でありヒロインです。

出典元:楽天市場「108ピース ジグソーパズル ハウルの動く城 おかえりなさい カルシファー

宮崎アニメの主人公達は殆どが美少女です。

この『ハウルの動く城』もやはり同様に少女が登場したと思いきや、冒頭でいきなり荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆に変えられるというショッキングな展開を見せます。

あれほどまでに少女にこだわってきた宮崎監督からは想像もつかない展開に正直驚きでした。

映画を見る前に、ソフィーが老婆に変えられるということは知っていましたが、それは中盤くらいからかと思いきや、いきなり初っ端から老婆にされていましたから、「こりゃ本気だな」と思いましたよ。

本気で少女に試練を与えてるんだということです。

宮崎監督の心の中には、少女たちが存在しているのだろうと思います。

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これまでは、その少女たちの華やかさや美しさを描いてきていました。

しかし、前作の『千と千尋の神隠し』では、主人公の千尋に美しさというものを与えませんでした。

それについては『宮崎駿が千尋を美少女に描かなかったのはなぜ?千と千尋の神隠し考察』の記事でも書きました。

千尋は容姿普通で特徴もなく、本当に普通の少女なのに、いきなり人間が誰もいない油屋の世界に放り込まれるわけです。

これは宮崎監督による少女へ対する試練と言えるでしょう。

そして、今作の『ハウルの動く城』では、いきなり90歳にさせられてしまうのです。

さらに過酷な試練を少女に与えたと言えるでしょう。

だから僕は、これは本気だと思ったのです。

少女を徹底的に追い込んだ宮崎駿

そもそも、ソフィーはもともと自分に自信がありませんでした。

妹のレティーは華やかで男にモテまくりですが、ソフィーは地味で引っ込み思案気味です。

そんなソフィーが更に魔法の呪いで老婆に変えられるのです。

ソフィーは普段から劣等感を抱いて過ごしていたのに、ここにきて老婆にまでされるわけですから、ひどく理不尽な状況です。

普通だったら華やかなレティーこそ老婆にさせられそうなところですが、『ハウル』ではソフィーを徹底的につらい状況に追い込んでいるわけです。

とっいっても、このストーリーには原作がありますから、こうした設定は宮崎監督が考えたものではないわけですが、それでも『ハウル』を原作にして映画化しようと考えたわけですから、やはり少女に強烈な試練を与えたかったのだと思います。

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逆境に耐え忍ぶソフィーの性格は粘り強い

ソフィーは老婆になった後、自身にかけられた魔法の呪いを解くために家を出ます。

そしてハウルの城に掃除婦として住み込むわけですが、ソフィーは老婆になったにもかかわらず、積極的なのが印象的ではありませんでしたか?

ソフィーにとって老婆になるというのは試練です。

『千と千尋の神隠し』の千尋は、はじめは1人では何も出来ませんでした。

しかし、ソフィーは自ら1人で動いてハウルの城に入り込み、そしてハウルたちと積極的に交流をしていきます。

悲惨な状況にもかかわらず、そうは見えず、むしろ状況を楽しんでいるかのような描写もあるわけです。

僕は思いました。

これがソフィーの心の強さであると。

ソフィーはこれまで『自分は華やかではない』という劣等感を持ちながら生きてきたわけですが、逆にそれがソフィーの心のを強さを育んだとも考えられます。

もし、これまで容姿端麗で男性からモテモテだった場合、この現状に耐えられず気が狂ってもおかしくないでしょう。

あるいは、たった1人で謎を解くために旅をすることもないでしょう。

家にこもりきってしまい、外に出られなくなるかもしれませんし。

しかし、ソフィーはそのつらい状況でも、それでも今をどう生きるか考え、目の前にある事をとにかくこなしていける性格なのだと思いました。

或いは老婆にさせられることでソフィー自身、吹っ切れたのではないかとも考えられます。

ソフィーは18歳の女の子でしたが、自分に自信持てず引っ込み思案でした。

本当はもっと華やか生きていきたいという願望はあったと思います。

というか年齢的に考えてそうなるのは当然です。

でも性格的にそうは出来なかったのでしょう。

ですが、突然の呪い魔法により老婆に変身させられたことで『もっと華やかになりたい』という願望は叶わなくなってしまったわけです。

ですから、容姿に対するある種の諦めがついたのでしょう。

『華やかさ』に執着せず、目の前の事をこなしていき、自分が出来る事を精一杯やっていく・・。

そういう生き方をしていくことにしたのだと思います。

もちろんそれでも時には弱さも出します。

ハウルが髪の色が黒くなってしまったことを嘆いていましたが、その後ソフィーは感情的になります。

あたしなんか美しかったことなんて1度もないわ!!こんなとこ、もういやっ!

出典元:宮崎駿監督、「ハウルの動く城」、2004年、スタジオジブリ

ソフィーが初めて不満を口にした瞬間でした。

でもその後、ソフィーはまたいつもどおりにハウルたちに接するようになります。

ここがソフィーのすごいところです

ソフィーの芯の強さを感じます。

現実にもソフィーのような引っ込み思案の女性はいることでしょう。

そうした女性にとっては、ソフィーのこの生き様にはとても勇気づけられるのではないかと思います。

宮崎アニメの主人公たちは魅力的に華やかに描かれている場合が多いです。

例えばナウシカは容姿端麗で王族でカリスマがあり人々から愛されているキャラです。

まさに理想的なキャラクターです。

しかし、引っ込み思案な女性にとってはナウシカのようなキャラクターよりもソフィーのほうがより深く共感できるのではと僕は思います。

今回はソフィーについて書いてきました。

『ハウルの動く城』についてはまだまだ書いていく予定です。

『ハウルの動く城』の他の記事は以下からどうぞ。
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『スタジオジブリ宮崎駿作品『ハウルの動く城』まとめ』

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