イケメンでかっこいい聖司はかわいい雫のストーカー?耳すま都市伝説

今回はスタジオジブリ作品『耳をすませば』について書いていきますね。

これまで書いてきた『耳をすませば』の記事は以下にまとめています。
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『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

さて、『耳をすませば』は、中学生の恋愛を描いたストーリーです。

読書好きの主人公の雫が図書カードの『天沢聖司』の存在が気になっていき、その後その聖司と出会うこととなり、そしてお互いに惹かれ合ってい、最後は聖司が雫にプロポーズするとことで物語は閉じます。

出典元:楽天市場「ジグソーパズル 108ピース スタジオジブリ 耳をすませば 朝日のみえる丘から

雫と聖司の幸せそうな様子を見ることで、自分の青春時代と比べてしまい、落ち込んでしまう人もいるそうです。

その症状は耳すま症候群と言われ、その耳すま症候群は『耳をすませば』再放送時には多くの人がかかってしまうみたいです。

『耳すま症候群』については以下の記事で書いています。
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『耳すま症候群が辛い?耳をすませばを見て鬱で落ち込む必要はない!』

さて、今回は雫の相方となる聖司について書いていこうと思います。

雫が惹かれていく天沢聖司は少々キザっぽいが性格は優しく、そして落ち着いていて、中学生にも関わらずもう既に自分の進むべき道が見えています。

聖司はジブリファンに人気が高く、しばしば『かっこいい!』、『イケメン!』などと言われています。

しかしその一方、ネット上では『天沢聖司はストーカーではないだろうか』という都市伝説があります。

というか僕も聖司はストーカーっぽいな、と感じています。

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聖司はイケメンだけど実はストーカーという都市伝説

さて、聖司がストーカーだという所以は図書カードです。

雫が図書館から借りる本にはいつも『天沢聖司』の名があるわけです。

後で明かされるわけですが、聖司は雫が読むよりも先に自分の名前をカードに刻むために、雫がまだ借りていない本でなおかつ雫が好きそうな本をピンポイントで狙って借りていたわけです。

雫の読書量は半端ないですから、聖司の図書カード作戦の労力は尋常じゃないくらい大変なものだったと思われます。

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そこまでして、図書カードに自分の名前を残すこの行為。

天沢聖司はイケメンだが、しかしその行為はストーカーではないかと思われるわけです。

確かに僕も聖司のこのような行動はストーカー的な要素を感じます。

しかし、僕はその図書カードの行動以上に、聖司くんがそれを実行するまでに至ったプロセスに、より強く彼のストーカー気質を感じます。

というのも、図書カード作戦は非常に労力がかかる反面、不発に終わる可能性があります。

そもそも、借りた本の図書カードの名前なんか普通気にするでしょうか?

カードを見たとしても、誰が借りてるかなんて普通興味ないでしょうし、仮にカードの『天沢聖司』の名前を見に気がついたとしても、「きっと本好きの人なんだろう。」とか「こいつ暇だなあ。」みたいな感じで終わる可能性があります。

むしろ、図書カードの名前なんか気にしない人のほうが多いことでしょう。

しかし、雫の場合は見事に聖司くんの狙い通り『天沢聖司』の名に気が付き、しかもその『天沢聖司』がどんな人なんだろうと頭のなかで想像を繰り広げていきました。

僕は聖司は次のように考えたであろうと思いました。

「雫の性格ならば確実に図書カードの『天沢聖司』の名前が気になってしょうがなくなるはず!そして、頭の中でファンタジーを作り上げるに違いない!」

聖司は雫がこのようになることを確信していたのです。

話したこともない雫の性格を把握してしまう聖司くん。

彼の観察力は常軌を逸しており、これはストーカー気質だからこそ成せる技です。

ところで、聖司の思惑通り図書カードの名前を気になってしまった雫はどんな性格なのでしょう。

雫の性格について以下に書いていきます。

かわいいと評判の雫!彼女の性格は?

『耳をすませば』の主人公・雫はけっこう人気があるキャラクターで、『かわいい!』と言われています。

雫は『男性が恋人にしたいジブリキャラクター」で第3位に選ばれていると、こちらのサイトに書かれています。

さて、そんな人気の雫ですが、改めて彼女の性格について考えていきたいと思います。

出典元:楽天市場「ENS-108-288 耳をすませば バロンとの出会い 108ピース

ストーリー前半では、雫の性格がよく分かります。

雫がお父さんのお番頭を届けに図書館に向かうシーンを思い出してみましょう。

雫は電車で図書館の最寄り駅に向かうわけですが、車内にいる猫(ムーン)に気が付きます。

(全くの余談ですが、この電車は京王旧5000系をモデルにしています。それについては『耳をすませばの雫が乗った電車は京王線の旧5000系!』の記事で書いています。)

雫はムーンに話しかけますが、ムーンは特に反応しません。

ところが雫が駅で電車を降りるとムーンも同時に降り、雫を追い越してしまいます。

普通であれば「変わった猫がいたなあ、、」と思う程度でしょうが、雫は違いました。

なんとムーンを追いかけます。

途中、ムーンを見失いますが、遠くで走っているのを見つけ再び追いかけます。

雫の追跡は非常に粘り強いです。

図書館の関係者以外立ち入り禁止のエリアを通り抜けていく雫。

もはや雫はムーンのことで頭がいっぱいで、周りのことが全然見えていないのでしょう。

ネコくん、どこ行くの?

この辺に住んでるの?

出典元:近藤喜文監督、「耳をすませば」、スタジオジブリ、1995年

嬉しそうにムーンを追いかけ、そして雫は話が通じるわけないであろうムーンに対してワクワクした表情で話しかける様は『となりのトトロ』のメイそっくりだなと思いました。

顔はサツキそっくりですが、性格がメイっぽいというのが面白いです。

(『トトロ』のメイについては『となりのトトロの登場人物メイについてのまとめ』で、超好き勝手に書いております。)

出典元:楽天市場「ENS-300-231 となりのトトロ 見つめる先は… 300ピース

メイも庭先に現れた小トトロを夢中で追いかけ森のなかに迷い込んでしまったわけですが、雫もムーンを夢中で追いかけ知らない街にたどり着いたわけです。

こうした行動を見てると、雫はメイと同様に強烈に好奇心が強い事が分かります。

ちょっとした『変わった出来事・不思議な出来事』に感動を覚え、そして一度気になったものはとことん追いかけてしまうほどの積極性があります。

そうした好奇心の強さは、子供の持つ純粋な心をまだ雫は忘れていないのだと言えるでしょう。

しかし同時に純粋すぎるがゆえに、夢中になっている際は雫は周りが全く見えていないのです。

雫の本来の目的は『お父さんにお弁当を届ける事』だったはずですがすっかり忘れています。

雫はムーンを追いかけるのに夢中になり、さらに、バロンの飾ってある地球屋に入り、バロンに見とれたり聖司のおじいさんと話したりするのに夢中になってたりします。

(ちなみにバロンも『猫の恩返し』に登場するキャラクターです。)

その後、本来の目的を思い出した雫は慌てて図書館へ向けてダッシュで移動していくわけですが、ここでも頭の中は先ほどまでの不思議な出来事で満たされていて現実と空想の境目が危うくなっているように思えます。

いいとこ見つけちゃった!物語に出てくるお店みたい!

スッテキー!

出典元:近藤喜文監督、「耳をすませば」、スタジオジブリ、1995年

と大声で独り言を言い、道路を飛び跳ねながら横断し、車にひかれる寸前だったのに全然気がついておらず、完全に自分の世界に入り込んでいます。

雫の頭の中はファンタジーで出来ていると言えるでしょう。

さて、こんな性格の雫です。

きっとムーンに出会う前にも、何かに夢中になって追いかけたり、自分の世界に入り込んでしまい独り言を言いながら道路に飛び出したり等の行動を取っていたと思われます。

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聖司は雫の行動を観察していた

さて、聖司が図書カード作戦に至った理由として、上記に書いたような雫の性格を見抜いていたと思われます。

聖司は日頃から雫を観察し、雫が『好奇心旺盛で日常のちょっとした不思議に夢中になる女の子である』事を知ります。

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一度自分の世界に入り込むと、周りが見えなくなり、独り言を言ったり飛び跳ねているその様子を見た聖司は、
「月島雫という女の子は、頭の中がファンタジーで出来てるな。きっと図書カードに俺の名前があれば、きっと『天沢聖司』が誰なのか気になって、頭のなかで勝手にファンタジーを繰り広げてくれるに違いない!」
と考え、片っ端から本を借りまくって、図書カードに自分の名前を刻んでいったと思われます。

こういった行動ににストーカー気質を強く感じますが、聖司のストーカー的要素はこれだけではないと僕は考えます。。

聖司の図書カード作戦までの流れ

作中で明かされていましたが、聖司は図書カードがきっかけで雫の存在を知ったということでした。

しかし、図書カードの名前だけで、雫がどこの誰かを突き止められる聖司はただ者ではないでしょう。

まさにストーカーがなせる技に違いないと僕は考えました。

以下、聖司が雫に対し図書カード作戦に至るまでの流れを僕の予想で書いてみます。

聖司は図書館で借りるどの本にも『月島雫』の名前がカードに刻まれているのを偶然にも知ります。

「『月島雫』ってどんな人だろう。名前からすると女子なのかな??」

聖司は年齢も顔も知らない『月島雫』が何者なのか気になります。

普通の人であればそんな名前は気にしないでしょうが、しかしストーカー気質の聖司は違いました。

『月島雫』の名前から、直感的に何かを感じ取ったのでしょう。

『月島雫』が何者なのか知りたくてたまらない!!、、、、、。そんな状態になっていったのです。

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とはいっても図書館に本を借りに来る人は無数にいます。

その中から『月島雫』を特定することは不可能でしょう。

聖司は途方にくれていました。

しかし転機が訪れたのです。

聖司は偶然にも聖司は雫が同学年の女子であることを知るのです。

遠くから「しーずくー!」と呼ばれて、その声に振り向いて反応した女子生徒を発見します。

「しずく??、まさかあの子が『月島雫』か?!」

聖司はその女子生徒の後をつけ、どの教室に入っていくかを確認します。

「この教室ということは、彼女は自分と同じ学年だな。」

女子生徒のクラスを知った聖司は、名簿で名前を調べたところ『月島雫』の名前を発見しました。

「なんということだ!まさか『しーずくー』と呼ばれていた女子生徒が『月島雫』だったとは?!しかも同じ学年!!」

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それから聖司は、密かに雫を遠くから観察し続けるのです。

バレないように注意しながら後を付けていたでしょうが、時には図書館で雫の真横に座るなどとという大胆な行動をとることも。

そして観察を続けた結果、雫という女の子は『好奇心旺盛で日常のちょっとした不思議に夢中になる性格』である事を知ります。

「きっとこの性格ならば、図書カードの名前に気が付き、そしてその名前の人物が気になり、どんな人なのか想像を膨らませていくだろう」

聖司はそう確信し、雫がいかにも読みそうな本を狙い撃ちし、片っ端から借りて図書カードに自分の名前を刻みつけるに至ったのです。

その結果、雫は聖司の狙い通り『天沢聖司』の存在が気になりはじめ、そして『天沢聖司』がどんな人物なのかを毎日のように想像し、空想にふけるほどまでになったのです。

しかし雫の空想は聖司の予想を遥かに超えていたのです。

雫は聖司の正体を知ったとき次のような反応を示します。

雫「ええ!、聖司?あなた、もしかして天沢聖司?!」

聖司「ああ。あれっ? 言ってなかったっけ。俺の名前。」

雫「言ってなーい! だって表に西って出てた。」

聖司「あれは、おじいちゃんの名前だよ。俺は天沢。」

雫「ひどい。不意討ちだわ。洞窟の生き埋めよ。空が落ちてきたみたい。」

(中略)

雫「ああ、天沢聖司って私てっきり、、、、。」

聖司「なんだよ。」

雫「優しい静かな人だと思ってたの!」

出典元:近藤喜文監督、「耳をすませば」、スタジオジブリ、1995年

雫は、聖司の正体を知りひどく幻滅しています。

『図書カード』天沢聖司の妄想を、頭の中でかなり詳細に具体化していたのだと思われます。

妄想の中の『天沢聖司』と現実の聖司とのギャップに激しいショックをウケたわけです。

これは聖司にとっては想定外のことだったかもしれません。

しかしそれでも、結果的に聖司は雫と仲良く慣れたのですから結果オーライと言えるでしょう。

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もう1人のストーカーキャラ、カオナシとの比較!

さて、上で書いた聖司の行動はあくまでも僕の想像です。

しかし、作中では描かれていませんが、聖司は雫に存在をアピールするために恐らく血の滲むような努力は行われたことだと思います。

そうした努力の原動力は『月島雫』に自分の存在を知らしめたいという思いから来ていることでしょう。

その執念はまさにストーカー的と言えます。

ジブリには聖司くん以外にも、もう1人ストーカーキャラクターがいます。

『千と千尋の神隠し』のカオナシです。

出典元:楽天市場「千と千尋の神隠し カオナシ 風 衣装セット コスチューム

カオナシについては『千尋ストーカーのカオナシは日本人の性質そのもの!千と千尋の神隠し』の記事でも書いていますが、千尋を追いかけ回し、最終的に油屋をグチャグチャにしてしまうほど大暴れしました。

カオナシは千尋を自分のものにしたかったのですが、それを拒否されたためです。

カオナシはアレコレものを出して千尋の気を引こうと頑張っていたわけですが、残念ながら全く効果がなかったわけです。

その点、同じストーカーキャラクターでも聖司の場合は、非常に頭脳的に優れています。

雫を確実に自分の方へと意識を持たせることに見事成功しているからです。

なぜか屋上での告白時に、自分がストーカーであることを暴露!

さて、雫を自分の方へ向けさせることに成功した聖司。

しかし、どういうわけか屋上で雫に告白する時に、なぜか聖司は図書カードに雫よりも自分の名前を刻むために先回りして本を借りていたと言う事をカミングアウトしたのです。

一歩間違えれば、「気持ち悪い人」と思われ今までの努力は全て水の泡になるところでしょうが、どういうわけか雫はそんな聖司にときめいてしまうのでした。

屋上での告白については以下の記事を御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫は、なぜ聖司の告白はOKで杉村ではだめだったの?』

雫は幸せにはなれない?!

さて、多大なる図書カードの努力により、雫と仲良くなった聖司。

ですが、雫にとってそれは幸せかどうかは疑問です。

雫も聖司も中学3年で、もうすぐ卒業するという時に雫はプロポーズを受けるわけです。

聖司は中学卒業後、ヴァイオリン製作の修行のためイタリアのクレモーナという街に修業に行き、少なくとも10年は帰ってこないということ。

雫にとってこれからの青春は、『ただひたすら聖司を待つ』だけで終わってしまうのです。

青春はむしろこれからなのに、もっともっと色々な出会いがあって楽しんで行くことも出来るのに、聖司と結婚の約束してしまったがために『ただひたすら待ちつづけ』なければならないのです。

これが幸せと言えるでしょうか?

その事については以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫は聖司で大丈夫?その後、結婚せず別れるほうが・・』

今回は聖司の行動がストーカーであるということについて書いてきました。

『耳をすませば』については、今後も記事を書いていく予定です。

『耳をすませば』の他の記事は以下から御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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