神社で告白失敗するが杉村と雫は相性が良い?耳をすませば考察

さて、今回もスタジオジブリ作品『耳をすませば』について書いていきます。

これまで書いてきた『耳をすませば』の記事は以下からどうぞ。
⇓    ⇓    ⇓
『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

『耳をすませば』は中学生の青春を描いたラブストーリーです。

主人公の・雫とその相方となる天沢聖司による出会いからプロポーズまでを描いた作品で、ジブリの中でも非常に人気が高いです。

ところで雫と聖司の恋愛が魅力的すぎて、視聴することにより落ち込んだり鬱っぽくなったりする人もいるもよう。

その症状は耳すま症候群と言われ、再放送の際はこの耳すま症候群に陥る人が続出するとか・・・。

耳すま症候群については以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『耳すま症候群が辛い?耳をすませばを見て鬱で落ち込む必要はない!』

さて、『耳をすませば』は主人公・雫と聖司のカップリングですが、僕は個人的に雫と杉村のカップリングもありではないかと思っています

今回はその事について書いていきたいと思います。

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雫と杉村は相性が良い!

さて、杉村というキャラは映画中盤で雫に告白します。

しかし結局、雫は杉村をふることになります。

ではそんな杉村と雫の組み合わせが良いのかですが、それは2人の相性が良いと感じているからです。

雫というのはインドアタイプで内向的で物事を深く考えるタイプ。

それに対して杉村はスポーツ少年でマイペースで、良い意味で物事を深く考え込まなそうなタイプ。

2人は全然が違いますが、僕はバランスが良さそうに思えるのですよ。

雫は物事を深く考えますが、想像力が豊かすぎてしばしば周りが見えなくなるように思えます。

映画終盤から雫は受験生でありながらいきなり小説を書き始めたりします。

聖司は夢に向かって頑張っているのに、自分は何もないということに酷く焦りを感じたからです。

僕としては受験勉強を頑張ることも立派な目標だと思いますし、とても大事なことだと思います。

ですが、雫の豊か過ぎる想像力では、『受験勉強ではなく小説を書くことこそが大事なこと。それが自分を試すことになる。』という謎の図式が出来ながってしまい、結果的に周りをざわつかせることとなったのです。

受験生でありながら、受験勉強よりも自分を試すことのほうが上になってしまうほど、雫は周りが見えなくなってしまうタイプなのです。

そんな雫の性格については以下の記事でも書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『イケメンでかっこいい聖司はかわいい雫のストーカー?耳すま都市伝説』

ですから、僕はそんな雫には良い意味で気楽な杉村が隣にいれば、思い詰めて悩んでしまったときなんかは救われると思うのです。

杉村の存在そのものが雫にとって心が安らぐと僕は感じていますね。

神社での告白玉砕後、それを引きずらない杉村の性格

それに杉村は気楽なだけではありません。

けっこう性格も良いと思うのですよ。

なんというか非常にさっぱりして健康的と言えばよいのでしょうか。

杉村は、神社で雫に告白します。

ストレートにズバッと言いました。

しかし、タイミングの悪さも相まって、杉村は玉砕します。

それについては以下の記事でも書きました。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫は、なぜ聖司の告白はOKで杉村ではだめだったの?』

しかし、杉村はその事をそこまで引きずったりしていませんでした。

なるべくいつも通りに過ごそうと頑張っている感じに僕は杉村の良さを感じました。

雫に対してその後も、極力今まで通り接しようとしているのを次のセリフのやり取りから感じます

杉村
「おはよう!」


「おはよう!」

杉村
「もっと、早く走れ!」


「先行っていい!」

出典元:近藤喜文監督「耳をすませば」スタジオジブリより

これは杉村の神社告白玉砕後の次の朝ですが、杉村は雫と会うものの気まずさを感じながらも、雫に「おはよう!」と声をかけています。

普通であれば、気まずさのあまり何も言わずに先に走っていってしまいそうなものですが、ここで雫に声をかけるあたりが、杉村がとても健康的な性格だと僕は思うのです。

その後、学校で雫と聖司が仲良くなっていることを杉村は知ります。

杉村は複雑な表情を浮かべていました。

なぜなら神社での告白の時に雫に拒否された際に、杉村は雫に「他に好きな人でもいるのか?」と問うわけですが、雫はそれを否定したからです。

にも関わらず、その次の日に雫が別のクラスの男子である聖司と仲良くなってしまい、恋人同士みたいだなんて噂も立っているわけです。

杉村にとってこんな面白くないことはありません。

でも杉村は、2人の関係に対して雫にとやかく言ったりしませんでした。

彼は非常に潔いのです。

もし、しつこい男であれば
⇓    ⇓    ⇓
「昨日、他に好きなやつがいないって言ってたのに、なんであいつと仲良くなってるんだああああああああああ!!!!!!!!」

という感じで、雫に問い詰めるかもしれません。

なぜ自分は駄目で、次の日にすぐに男がいるんだ、どういうことか説明しろ!!!、みたいな感じにです。

しかし杉村はそういうことも一切せず、ただこれまで通りに過ごしていたのです。

実に清いです。

もしかしたら家とか誰も居ないところでは、叫んでいたかもしれません。
⇓    ⇓    ⇓
「なんでだあああああああああああ!!!!!なんで俺がふられた次の日に男がいるんだああああああああ!!!!!!」

・・・・という感じにです、

ですが、そういった感情を、けして雫へぶつけたり嫉妬したりしない所に杉村の良さがあります。

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優子に対してちゃんと謝った杉村

僕が杉村がとても良い人だと感じたのは、夕子への対応です。

夕子へのラブレターの返事の件について野球部の友達から頼まれた杉村は夕子にそのことを尋ねた所、、、、

なんで杉村がそんなこというのよ!

出典元:近藤喜文監督「耳をすませば」スタジオジブリ

なんて、急に怒鳴りつけられてたわけです。

杉村の立場からすれば、まったくもって意味不明であり、なんで自分がキレられないといけないんだと思うところでしょう。

ですが、杉村はそんな夕子のことを心配して、夕子の親友の雫に相談を持ちかけるのです。(ここで杉村は雫と2人っきりになりたいなどという下心はなかったと思います。)

雫と杉村のセリフです。

杉村
「そしたらさ原田の奴、急に泣き出して、、。なあ俺、何か悪いこと言ったかな。」


「杉村さあ、夕子は、あんたがどうして、そんなこと言うの!!!!って言ったんでしょう。」

杉村
「うん、、。だから野球部の友達に頼まれたって、、。」


「ちがう! それって、杉村にはそんなこと、言われたくないってことよ!この意味、分かるでしょう。」

杉村
「分かんないよ! はっきり言ってよ!」


「もう!本当ににぶいわね!夕子はね、あんたのことが好きなのよ!」

出典元:近藤喜文監督「耳をすませば」スタジオジブリ

ここで、杉村はなぜ夕子が自分に対しキレたのかが分かります。

しかしそれは杉村にとって困ることです。

杉村
「え? そんな、、俺、困るよ!」


「困るって、かわいそうなのは夕子よ!ショック受けて休んじゃったんだから!!」

杉村
「だ、だって俺、 俺お前が好きなんだ!!」


「え? や、やだ、、こんな時、冗談言わないで・・」

杉村
「冗談じゃないよ!!ずっと前から、お前のことが好きだったんだ!!」

出典元:近藤喜文監督「耳をすませば」スタジオジブリ

という感じで、想定外の告白を杉村はするはめになります。

その後、残念ながら杉村はふられてしまうのです。

杉村にとっては、ちくしょう・・・・・・、という状態だったはずです。

ですが杉村は次の日学校で夕子に声をかけるのです。

杉村
「原田、あのことだけど俺の方から断っとく、ごめんな。」

夕子

「ううん、私こそごめんね。」

杉村
「いいよ。」

出典元:近藤喜文監督「耳をすませば」スタジオジブリ

自分も辛かろうに、、、。

こういった所に杉村の人の良さというものを僕は感じるのです。

杉村は良い意味で気楽な感じの性格ですが、適当にのほのんと生きているというわけではないのです。

相手を気持ちを思いやる優しさも兼ね備えているのです。

だから僕は色々と考え込み悩んでしまうクセのある雫に杉村が良いのではないかと思うのです。

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雫は聖司とでは幸せにはなれない!

雫は聖司と恋人同士になり、ラストでは聖司からプロポーズを受けます。

一見幸せそうに見えますが、僕はそうは思えません。

僕は思うのです。

杉村を選んでたほうが雫にとって幸せだったのではないかと・・・・・

なぜなら、雫は聖司を選んだことで、この先の青春がないも同然になってしまうのですから・・・・。

それについては詳しくは以下の記事でも書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫は聖司で大丈夫?その後、結婚せず別れるほうが・・』

聖司は高校に行かず、イタリア・クレモーナへヴァイオリン製作の修行にいきます。

一度行ったら最後、少なくとも10年は戻ってこないのです。

青春の本番は高校生活から言えます。

その青春真っ只中を、ただ聖司『待つだけ』で10年以上過ごすことになるわけです。

きっと雫の周りは青春を楽しんでいることでしょう。

ですが、雫はそれでもたった1人で聖司を待ち続けなければならないのです。

雫にとって、非常に辛い青春になると僕は思うのです。

雫は聖司の祖父の生き別れの恋人であるルイーゼの生まれ変わりだという都市伝説もあります。

ルイーゼと西司朗は戦争の影響でドイツで生き別れとなりました。

ですが、雫までその運命を課すのはあんまりではないでしょうか?

そのことについては以下の記事でも書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫はルイーゼの生まれ変わりでバロンと同じ運命に・・』

このように。雫は聖司と将来を約束してしまったがために、この先辛い思いをしていくこととなります。

僕は思うのです。

もし杉村の告白が成功していたほうが良かったのではなかろうかと・・・・

今回は雫と杉村について書いてきました。

『耳をすませば』の他の記事は以下から御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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