耳すま症候群が辛い?耳をすませばを見て鬱で落ち込む必要はない!

今回もスタジオジブリ作品『耳をすませば』について書いていきます。

これまで書いてきた『耳をすませば』の記事は以下からどうぞ。
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『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

『耳をすませば』は東京西部の多摩ニュータウンを舞台とした青春ラブストーリーです。

監督は近藤喜文さんですが、絵コンテと脚本は宮崎駿さんが担当ということもあり、僕は『耳をすませば』は随所で宮崎作品らしさも感じています。

さて、この『耳をすませば』ですが、非常に人気の高い作品で再放送もされる機会が多いです。

ところが、『耳をすませば』が再放送される度にとある問題が発生します。

それは耳すま症候群の発症者が増えるということです。

今回はその事について書いていきます。

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耳すま症候群とは?

さて、耳すま症候群とは何かですが、これは『耳をすませば』を見たことによって、ひどく落ち込み凹む、または鬱になるといった状態になることを指すようです。

なぜ落ち込んでしまうかといいますと、『耳をすませば』に登場する雫と聖司の出会いからプロポーズまでの様子があまりにも理想的で輝かしくて羨ましく思ってしまうからです。

映画の中の雫と聖司はとても充実した青春を送っているのに、それに比べて自分はなんて普通のつまらない青春を送ってきたことか・・・、という感じで、フィクションとはいえ2人の関係が羨ましく思えてしまい、そしてとても落ち込んでしまうということなのです。

ちなみに僕は『耳すま症候群』なんてものには一度もかかったことがないのですが、それでも『耳をすませば』を見て落ち込んでしまうという人の気持ちは何となくですが分かるような気もします。

『耳をすませば』は2人の関係が魅力的に見える演出がされているからです。

例えば、聖司の告白シーンでは降り注ぐ雨が急にやみ、まるで2人を待ち構えていたかのように大砲の光が降り注いでいますし、またラストのプロポーズシーンでは朝の日の出をバックにした幻想的な風景をバックにしています。

こうした演出により、まるで2人は世界に祝福されてるかのように見えてしまうのです。

そして、2人のことが眩しくてしょうがなく思え、それに比べて自分はなんてつまらない普通の青春を送ってきたのだろう・・・、羨ましい・・・、となってしまうのでしょう。

ですが僕は思うのです。

別に『耳をすませば』を見て落ち込む必要はないと。

なぜかというと主人公の雫はこの先、幸せとは程遠い運命が、待っているからです。

それについて以下に書いていきます。

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終ったも同然の雫の青春

雫はラストシーンで聖司にプロポーズを受け、そして承諾します。

一見すると、実に羨ましいと感じるかもしれません。

しかしはたして本当にそうでしょうか?

少し考えてみましょう。

雫は中学3年です。

中学3にして将来の相手がここで決まってしまったのです。

あまりに気の毒ではないでしょうか?

雫はこれから高校、場合によっては大学と進んでいきます。

青春はまだまだこれからだと思いませんか?

これからが青春の本番だといえませんか?

高校に進学すれば、きっと様々な出会いがこれから待っているかもしれないのです。

雫の周りの友達は、その青春を楽しむのです。

たくさんの出会いや経験を楽しんでいくのです。

そんな中、雫はたった1人でイタリア・クレモーナに行ってしまった聖司を待ち続けなければならないのです。

少なくとも聖司は10年戻ってこないのです。

10年間も青春を『ひたすら待つ』を耐え忍ばねばならなうのです。

きっと雫の周りはみな楽しんでいます。

でも雫は楽しむことが出来ないのです。

聖司と約束してしまったからです。

雫は青春を楽しんでいる友人達を横目に見ながら、ただ1人で聖司をひたすら待ち続けるのです。

待っている間に青春はどんどん過ぎていきます。

雫は貴重な青春時代を『待つ』だけで終了してしまうのです。

これが幸せと言えましょうか??

僕は言えないと思います。

僕は常々思うのです。

雫は本当に聖司を選んでしまって良かったのだろうかと・・・・・。

杉村を選んだほうが良かったのではなかろうかと・・・・・。

そんな僕の思いについては以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『耳をすませばの雫は聖司で大丈夫?その後、結婚せず別れるほうが・・』

雫は幸せにはなれない!だから『耳をすませば』を見て鬱になったり落ち込む必要はない!

さて、上に書いたように、聖司のプロポーズを承諾した雫は今後10年間の間、聖司を待ち続けなければならないのです。

よって雫のこれからの青春時代は、『聖司をひたすら待つ』だけの極めて寂しい時間を立った一人で過ごさねばならないのです。

はたして、こんな辛い青春を送ってきた人はどれだけいるでしょうか?

恐らく『耳をすませば』を見て落ち込んでしまったり鬱になってしまうような人でも、今後の雫ほど辛い青春を送ってきた人はそうそういないかと僕は思います。
(もしいたら申し訳ありません・・・・)

ですから、『耳をすませば』を見て、雫達が羨ましくなったとしてもそこで落ち込むことはないのです。

雫が輝いて見えるのは一瞬にすぎないからです。

むしろ雫はこれから辛い青春が待ち受けているのです。

もし耳すま症候群になってしまった場合、今後の雫の辛い未来を想像してみてください。

雫は幸せにはなれないのです。

ですから羨ましいと思うことはありません。

むしろ、そんな雫よりも自分の青春のほうが良かったと思えるのではないでしょうか?

ただ、待ち続けるということほど残酷なことはありません。

聖司は一人前になったら結婚して欲しいなどと言っているわけですが、いったいいつ一人前になるかも分からないです。

そもそも一人前になれるかも分かりません。

雫はそんな聖司をいつまでも待たなくてはならないわけです。

雫のこれからのことを考えると可愛そうでなりません。

そんなわけで僕は『耳すま症候群』にはなることがないのです。

『耳をすませば』に関しては、今後も書いていく予定です。

『耳をすませば』の他の記事は以下から御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『スタジオジブリの青春恋愛ストーリー、耳をすませば・まとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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