風の谷のナウシカの腐海の瘴気は浄化された空気なのか?

さて、久しぶりにまた『風の谷のナウシカ』について書いていこうと思います。

これまで書いた『ナウシカ』関連の記事はこちらです。
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スタジオジブリ宮崎駿作品『風の谷のナウシカ』まとめ

今回は腐海の瘴気について書いていきたいと思いますが、この記事では原作漫画版のネタバレを含みます。

ネタバレが嫌という方はご注意くださいませ。

腐海の瘴気はきれいな空気なのか?

原作漫画版『風の谷のナウシカ』7巻では、ナウシカ達人類は実は改造された人間だということが明かされます。


風の谷のナウシカ 7

そこではナウシカ達は、完全に浄化された空気では生きられない、血を吐いて命尽きるということでした。

その事については、こちらの記事のでも書いています。
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人造人間のナウシカは巨神兵で人類を滅亡させた?!原作漫画のラスト

ナウシカ達・人造人間は毒の空気だからこそ生きていける、毒なしでは生きていけない身体になってるということですね。

しかし、ここで疑問が出ます。

「毒なしじゃ、生きられない?じゃあ、腐海の瘴気も毒だけど、なんでナウシカ達はマスクしてんの?

腐海の瘴気って、綺麗な浄化された空気なわけ??」

このように、あれ?っと感じる方も多いでしょう。

僕も最初は、腐海の瘴気は浄化されてんのかと思いました。

ですが、そういうわけでもないのです。

腐海の瘴気は『毒』ではなく『猛毒』

腐海の瘴気は、やはり毒を含みます。

しかし、その毒素がメチャクチャ濃いということになります。

漫画『ナウシカ』7巻で、庭の主はナウシカに次のように言っています。

天地が清浄だった時のいきものが腐海のほとりにすめるはずがない

瘴気に肌をさらしながら わずかなマスクだけで平気なのを おかしいと感じなかったのかな?

出典元:宮崎駿・作「風の谷のナウシカ 7巻」徳間書店より

僅かなマスクだけで腐海の瘴気には普通の人間では耐えられない・・・。

だけどナウシカ達・改造人間であれば、マスクさえあれば深いの中でも生きられる。

庭の主はナウシカにこのように言ってるのです。

ということは、腐海の瘴気は浄化された空気ではないということです。

そうではなく、毒耐性のあるナウシカ達・人造人間ですら耐えられないほどの強烈な毒の空気だということです。

分かりやすく書きましょう。

腐海の瘴気を『猛毒の空気』、風の谷など人間(人造人間)が住める場所を『毒の空気』、未来に腐海によって完全に浄化された空気を『綺麗な空気』とします。

図にするとこんな感じです。

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腐海の瘴気・・・・・・・・・・・『猛毒の空気』

風の谷・・・・・・・・・・・・・『毒の空気』

浄化された世界・・・・・・・・・『浄化された空気』

上記3つの中で、ナウシカ達が生きられるのは『毒の空気』のみという事です。

毒が強すぎる『猛毒の空気』では生きられない。

でも『浄化された空気』でも生きていくことが出来ない・・・。

適度に毒が蔓延している『毒の空気』こそがナウシカ達が生きていけるのです。

腐海の瘴気というのは、腐海が大気を浄化する際に出る副作用的なものだと思われます。

つまり、膿のようなものと言えるでしょう。

まとめ

さて、ここまでをまとめると次のようになっています。
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・ナウシカ達はきれいな空気では生きられない。つまり『毒』なしでは生きられない

・だから、この世界では風の谷など人が住める場所は汚染されている。『毒の空気』が蔓延している。

・腐海は『毒の空気』を浄化するために存在しているが、その際に副作用として『猛毒の空気を出す』。

・ナウシカ達は生きるために『毒の空気』が必要だが、『猛毒の空気』では生きられない。

・腐海はやがて世界中を浄化し、消滅する。世界の大気は綺麗な『浄化された空気』で広がる。

・『浄化された空気』の中ではナウシカ達は血を吐いて命尽きる。

うーん、なんとも救いようのない設定です・・・。

今回は腐海の瘴気について書いてきました。

『風の谷のナウシカ』については、今後も記事を書いていく予定です。

『風の谷のナウシカ』の他の記事は以下から御覧ください。
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スタジオジブリ宮崎駿作品『風の谷のナウシカ』まとめ

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