思い出のマーニーのコミュ障の杏奈がマーニーや彩香と打ち解けた理由!

前回に引き続き、スタジオジブリ米林宏昌監作品『思い出のマーニー』について書いていきます。

前回の記事はこちらです。⇒『太っちょ豚!信子にキレた杏奈は性格悪い?思い出のマーニー考察』

さて、前回の記事では主人公の杏奈について書いていきました。

杏奈は非常に内気で人と関わるのがものすごく苦手。

いわゆるコミュ障という事でした。

僕もコミュ障なので杏奈の気持ちはよく分かります。

そんな杏奈は学校では孤立していましたし、療養でやって来た海辺の町の同い年くらいの信子たちとも仲良く出来ませんでした

七夕祭りで「太っちょ豚!」と言ってしまい喧嘩してしまいます。

親しく話しかけてくる信子が杏奈にとって怖かったからです。

そんな杏奈ですが、マーニーや彩香とは仲良くなります。

杏奈は特に同い年くらいの子に対し、酷く警戒する性格です。

なぜその杏奈がマーニーや彩香とは初対面から親しく打ち解けていたのでしょう?

今回はその事について僕の考えを書いていきたいと思います。

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マーニーや彩香とは波長が合った!

どうして杏奈はマーニーと彩香と親しくなれたのか?

それは一言で言いますと『波長が合ったから!』です。

前回の記事でも書きましたが、僕は小さい時は強烈にコミュ障で、杏奈と本当にそっくりでした。

とにかく人と会話するのが怖くて、さらに『みんなで仲良く』というのがメチャクチャ苦手で、できれば1人でいたいというタイプの人間でした。

ですが、運良く数少ない話せる人が僕の近くにはいました。

僕はその人とだったら、気を楽にして話せましたし、かなり本音に近いことまで話せていました。

その人だと安心するんですよ。

どうして安心するのかと言えば、『波長が合うから』なんですよ。

コミュ障でも『波長が合う人』とだったら普通に話せますし、仲良くもなれます。

杏奈にとってマーニーや彩香というのは波長が合う人なのです。

マーニーや彩香に対しては安心できるのです。

怖くないのです。

だから仲良くなれるし、しかも笑顔を見せられるのです。

僕はそのように感じました。

波長が合う理由、それは『普通』じゃないから?!

杏奈はマーニーや彩香とは波長が合うとのことでした。

では杏奈にとって波長が合うということはどういうことでしょう。

杏奈にとっての『波長が合う人』、それは『普通ではない人』だと僕は思っています。

前回の記事では杏奈は自分は『普通ではない』ということで苦しんでいると書きました。

普通ではないからこそ七夕の短冊に『毎日普通にすごせるように』ということを書いたのです。

なぜ僕がそう思ったか、それは僕もコミュ障で『普通ではない』ということに長年悩まされてきたからです。

そんな『普通でない』杏奈が波長が合うマーニーや彩香は、杏奈と同じく『普通でない人』なのです。

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マーニーも彩香も普通からは外れている・・・

マーニーも彩香もいわゆる『普通の人』からは外れているタイプに思えました。

マーニーはどこか浮世離れした感じです。

マイペースで自分独自の世界を持っている女の子という感じです。

まるで絵本の中に出てくるお姫様的な雰囲気。

現実離れしていて、ちょっと変わった子という感じでしょう。

そんなマーニーは『普通』からはかけ離れているでしょう。

彩香は夢想家です。

新しく引っ越してきた彩香は部屋でマーニーの日記を見つけ、それを読み色々と空想します。

杏奈のことをマーニーだと思ってワクワクしながら話しかけるくらいです。

そもそも何で日記のマーニーなんかに会いたいなんて思うのか?

マーニーに会いたいなんて『普通』思わないことだと思います。

杏奈に向って「あなたマーニーでしょ」なんてずっと言ってくわけですが、こんなこと初対面では『普通』言わないです。

ですから彩香も『普通』からは外れています。

普通から外れているからこそ、杏奈は落ち着く

人間には様々なタイプがあり、皆、性格は違います。

多くの人々は違うながらもある程度『重なる部分』あって、それが『普通』となるのだと僕は捉えています。

ですが、その『重なる部分』から外れてしまう人も必ず出てくるはずなのです。

それがいわゆる『普通ではない人』なのです。

『普通ではない人』は『普通の人』とは別のところで重なる事があります。

杏奈がマーニーや彩香と仲良くなれたのは、そういうことなのです。

互いが互いに、『普通』とは違う価値観や『普通』とは違う感じ方を持っていて、なおかつそれらが『重なった』のです。

『重なった』からこそ、杏奈は彼女たちと仲良く親しくなれたのです。

なぜ僕がこのように言えるかというと、僕自身もそういう経験をしているからです。

コミュ障で変わり者扱いされてきた僕ですが、ありがたいことに数少ない友人が僕にはいました。

その友人もやはり変わり者扱いされ『普通ではない』人でした。

僕はその友人とは安心して会話ができ、自分の本音はほぼ言える間柄です。

彼と親しくなれた理由は、『普通』とは違うところで『重なっていた』からなのです。

杏奈とマーニー、彩香との関係を見ていると、自分とその友人の関係を連想してしまうのです。

また、杏奈や彩香は十一とも仲良くなります。

町の人から変わり者扱いされている無口の老人、十一。

十一は子供たちからはバカにされたりもしています。

そんな彼も『普通』からは外れています。

杏奈や彩香とボートに乗せてあげるほど仲良くなったのも、価値観が『重なった』からだと僕は思いました。

さて、今回はコミュ障の杏奈がなぜマーニーや彩香と仲良くなれたのかについて書いてきました。

『思い出のマーニー』については今後も書いていきたいと思います。

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