ポニョの父フジモトが人間をやめた理由とグランマンマーレとの出会い

前回に続いて今回も『崖の上のポニョ』について書いていきます。

(前回の記事は「ポニョの僕の評価『意味が分からない!けどリサのセリフに感動!』」です。)

前回の記事では『崖の上のポニョ』は何だか謎が多くてよく分からない話だ、ということを書いてきました。

宮崎駿作品の中で最も理解するのが難しい作品だと僕は感じますね。

しかし、そのよく分からなさが『ポニョ』の魅力とも言えると僕は思うのです。

宮崎監督は良く「アニメーションは子供のためにある」としばしば話しています。

子供の目線から見た世界って、たぶん大人では理解できないものが多いでしょう。

だからきっと『ポニョ』は子供の目線から見た世界を表してんじゃないかと僕は考えたりしています。

おっと、気がついたら話が脇道にそれていました。

今回の記事では『ポニョ』の中でも謎多き男、フジモトについて書いていこうと思います。

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ポニョの父フジモトが人間嫌いになった理由

さて謎多きフジモト。

見た目は髪がボサボサで長くて、何だか異様です。

というか不審者に見えます。

出典元:楽天市場「崖の上のポニョ みにちゅあーとキット 宗介とポニョとフジモト スタジオジブリ mini

怪しさ満点のこの男は実はポニョの父親です。

全然似てないですが、髪の色はポニョと一緒な所が血のつながりを感じさせます。

さてポニョの父親フジモトですが、元々は人間でした。

しかし人間に愛想を尽かして海の眷属として生きるようになったとのこと。

でも、どうして彼は人間が嫌になったのでしょうか?

フジモトは元々潜水艦ノーチラス号の乗組員をしていたそうです。

そしてその後、あることがきっかけで人間をやめてしまいます。

これは僕の予想なのですが、たぶんフジモトは他の乗組員と気が合わなかったんじゃないかと思います。

フジモトは怪しいなりをしてリサにも不審者と思われていましたが、きっと乗組員時代も怪しい雰囲気を醸し出していたと思われます。

他の乗組員からは「あいつは変なやつだ!」とか言われていたことでしょう。

フジモトは自分の事を変人扱いする乗組員たちに我慢できなくなったのだと思います。

つまりフジモトが人間嫌いになった理由は、人間関係にあったというわけです。

「くそー、いつも人をバカにしやがって!あいつらなんかと一緒にいられるかよ!」

フジモトは潜水艦の中の人間関係に疲れ、次第に人間であることに嫌気が差したのだと思います。

人間関係は馬鹿になりません。

ちょっとした人間関係でも積もりに積もれば、爆発します。

フジモトを人間であることをやめる決意をもたらす可能性は十分考えられるでしょう。

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フジモトはグランマンマーレと恋に落ちる

さて、怪しいフジモトとは打って変わってポニョの母・グランマンマーレは海なる母と呼ばれる壮大な存在です。

その見た目や雰囲気はとても神々しいものです。

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映画でもグランマンマーレの神々しさに見とれてしまった人もいることでしょう。

フジモトは潜水艦時代にグランマンマーレと恋に落ちてしまったそうで、それがきっかけで人間であることをやめ、海の眷属として生きるようになったようです。

ではグランマンマーレとはいつどこで出会ったのでしょうか?

設定上ではグランマンマーレとの出会いはフジモトの潜水艦時代となっています。

どういうきっかけで出会うことになったのかは詳細は不明です。

ですが僕は思います。

人間に愛想を尽かしていたフジモトにはグランマンマーレの神々しい姿は本当に美しく映ったのだと。

先の僕の予想ではフジモトは潜水艦での人間関係に疲れ切っていたわけです。

潜水艦という狭い世界の中でのくだらない人間関係なんかもうたくさんだったわけです。

そんなときにグランマンマーレに出会ったわけです。

グランマンマーレの美しさの虜となったフジモトはきっとこのように思ったはずです。

「こんな狭くて下らない人間世界なんかよりも、海の美しい世界に身を置きたい!」

そうしてフジモトは海の眷属となり、グランマンマーレとの間にポニョや妹たちが生まれたのです。

出典元:楽天市場「崖の上のポニョ みにちゅあーとキット ポニョと妹たち スタジオジブリ mini

フジモトとグランマンマーレはなぜ一緒に暮らさない??

ところで、フジモトはグランマンマーレとは別々に暮らしている様子です。

グランマンマーレに恋に落ちて人間を捨てたにも関わらず、なぜフジモトとグランマンマーレは一緒じゃないのでしょう?

その理由はグランマンマーレは海の中でも特別な存在だからです。

『海なる母』と呼ばれるグランマンマーレは海全体の女神であるため、フジモトが彼女を独占することは許されないんだとか・・・。

つまり別居状態になるのは仕方のないことなのです。

しかし、それにしてもフジモトはよく『海なる母』であるグランマンマーレと関係を持てたな、と思います。

グランマンマーレは言ってしまえば神様みたいな存在じゃないですか。

いくらフジモトが惚れ込んだとはいえ、そう簡単に関係を結べるとは到底思えません。

いったいどうやって海の眷属になったのか、謎です。

グランマンマーレを動かしてしまうほどの強い意志や想いがあったのか、それともグランマンマーレがフジモトの中にある何らかの可能性を感じていたのか、、。

いずれにせよ、人間が海の女神と関係を持てるようになるとは、なかなか出来ないことでしょう。

フジモトは見た目は怪しいですが、きっと他の人間にはない不思議な力があったのかもしれません。

それにしても人間に愛想を尽かして人間であることを捨てたフジモトが、自分の娘ポニョが「人間になりたい!」なんて言い出しているのですから、なんとも皮肉なことだと思います。

今回はフジモトについてでした。

『崖の上のポニョ』の続きの記事は『ポニョが人間になりたい理由は、父フジモトとそうすけのからの影響!』を御覧ください。

他のジブリ宮崎アニメについては『スタジオジブリを引退した宮崎駿作品まとめ!監督の復帰に期待!』の記事を御覧ください。

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