ポニョの本名『ブリュンヒルデ』 はワーグナーのワルキューレから!

また久しぶりに『崖の上のポニョ』を見てみました。

『崖の上のポニョ』はどうもイマイチ分かりにくい作品だというのが僕の印象。

見る人によっては、「非常に分かりやすい!」、「何だかよく分からない!」という2通りある感じです。

僕は後者になるわけです。

しかし、何だかよく分からないと感じるのですが不思議と『崖の上のポニョ』を見たくなってしまうのです。

そして、よく分からないんですけど、なんか心惹かれるのです。

なんというか深層心理に働きかける、そんな力を持った作品なのだろうかと僕は感じています。

さて、今回は『崖の上のポニョ』のヒロイン・ポニョの本名について書いていこうかと思います。

ポニョの本名は『ブリュンヒルデ』

さて、、そもそも”ポニョ”という名前は彼女の本名ではないのです。

宗介が勝手につけた名前です。

ですが、いつの間にかグランマンマーレやフジモトも”ポニョ”と呼ぶまでに定着してしまったのが面白いところです。

映画中盤で、フジモトが勝手に人間界に行ってしまったポニョを叱っているシーンがありますが、そこで初めて彼女の本名が明らかになるのです。

彼女の本当の名前は”ブリュンヒルデ”です。

”ブリュンヒルデ”・・・・・・、あのボヤッとした外見には似つかわしくない名前だと思いませんか?(笑)

この”ブリュンヒルデ”という名前は、北欧神話に登場する女神の名前になります。

それにしても、そもそもなんで北欧神話の女神の名前なのか?、という感じです。

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宮崎駿が聴いていたワーグナーの『ワルキューレ』

宮崎駿さんは『崖の上のポニョ』の構想を考えていた際に、とあるクラシック音楽のBGMを流し聴きしてたとのこと。

それはワーグナーのオペラ『ワルキューレ』。

ワーグナーのオペラには『ニーベルングの指環』という上演に3日間かかるとんでもなく長い作品がありますが、『ワルキューレ』はその内の第1日目にあたる作品です。

『ワルキューレ』を聴いているとアドレナリンが出てくるということでl,しょっちゅう流していたとのことです。

ワーグナーにハマってしまう人をワグネリアンと言うそうですが、宮崎駿さんもワグネリアンと言っても良いかもしれませんね。

さて、このワーグナーのオペラですが、北欧神話を題材にし踏襲されています。

そもそも”ワルキューレ”とは何を意味するのか?

”ワルキューレ”は戦争と死の神・オーディンに仕える女神たちの事を指しています。

そして、ワルキューレの内の一人にブリュンヒルデがいます。

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ブリュンヒルデはオーディンの長女!

さて、北欧神話ではワルキューレたちはオーディンに仕えている存在ですが、ワーグナーのオペラでは少し改変がされています。

それはワルキューレはオーディンの娘達だという設定です。

そしてそのワルキューレの姉妹達の長女にあたるのが”ブリュンヒルデ”なのです。

『崖の上のポニョ』では、ポニョはたくさんの妹達の長女として登場しています。

つまり、ポニョの本名”ブリュンヒルデ”というのは、宮崎駿さんが当初聴きまくっていたワーグナーの『ワルキューレ』から持ってきたということになります。

しかし、その”ブリュンヒルデ”という名前が作中で呼ばれることはほとんどないというのが面白いところ。

ポニョは結局”ポニョ”なのだ、ということで、”ブリュンヒルデ”というのはある種の裏設定的なことなのだろうか・・・・。

ちなみに、ワルキューレという存在は戦場での勝敗を定め、死んだ戦士の魂を天上界へと連れて行くらしいです。

『崖の上のポニョ』には死を連想する雰囲気があると、僕は以前の記事で書きましたが、『ワルキューレ』から影響を受けていることを考えると、納得いきます。

ちなみに、その記事はこちらです。
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崖の上のポニョは死の世界?不気味で怖い理由を考えてみた!

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