龍のハクの正体は琥珀川の鯉だった!本名はニギハヤミコハクヌシ

今回もスタジオジブリ宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠しに』について書いていきます。

これまで書いてきた『千と千尋の神隠し』の記事は以下からどうぞ。
⇓    ⇓    ⇓
『ジブリ総選挙で1位獲得!興行収入1位の千と千尋の神隠しまとめ』

出典元:楽天市場「千と千尋の神隠し [ 柊瑠美 ]

前回の記事では龍の姿のハクについて色々と書いていきました。

(前回の記事は『ハクはなぜかっこいい龍なのか?その正体は琥珀川に住む◯◯だった!』です)

龍には西洋のものと東洋のものがあり、西洋のものはドラゴンと呼ばれているということでした。

いきなり余談ですが、西洋型の龍でも『ドラゴン』ではなく『龍』と呼ばれているものもあります。

例えば前回も例に出したドラクエの竜王なんかは、完全に西洋型の龍ですがドラゴンとは呼ばれていないわけです。

また逆にドラクエのスカイドラゴンは東洋型の龍ですが、名前にドラゴンとついていたりします。

ココらへんの区別は曖昧さを伴っていると考えて良いでしょう。

いきなり話が脱線しましたが、ハクの場合は外見的特徴から東洋の龍にあてはまるということでしたね。

出典元:楽天市場「スワロフスキー クリスタル/青 龍(蒼龍)の置物

東洋の龍であるということから、僕は次のような仮設を考えました。

それは『ハクの正体は琥珀川に住んでいた鯉だった』というものです。

ちなみにハクの正体は琥珀川の神様です。

映画ラスト近くで感動的な演出で、その事実を明かされます。

詳細は以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『千と千尋のハクの名前の秘密!本名ニギハヤミコハクヌシの由来は?』

ハクは琥珀川の神様なのですが、神様になる前は鯉だったのではないかと僕は思っています。

そもそも前回の記事では『ハクはどうして龍なのか?』ということについて考えるものだったのですが、更に『ハクは鯉だった』という仮設が出て来て、話が飛躍し過ぎではないかと思われるかもしれません。

しかし、ハクが鯉だったとすれば、川の神であるハクがなぜ龍の姿をしているのかということも分かってきます。

ということで、今回は『ハクの正体は琥珀川に住んでいた鯉だった』という仮設をもとに話を進めていきますね。

スポンサーリンク

ハクは鯉から龍へと変身した!

登龍門ということわざをご存知でしょうか。

物事を成功する過程で目の前に立ちはだかる関門を突破することを登龍門と言います。

例えば芥川賞を受賞することは新人作家にとって登龍門となります。

さて、この登龍門ですが、その由来は中国の言い伝えから来ています。

中国には黄河という非常に大きい川がありますが、その上流には龍門山を切り開いて川が通っている場所があります。

そこは龍門山から水が勢い良く流れ落ち、龍門の滝と呼ばれています。

龍門の滝までたどり着いた鯉が、滝を登りきることが出来たら龍となって空へ昇っていくという言い伝えです。

龍門を登ったということで、登龍門ということです。

登龍門は『鯉の滝登り』とも言われています。

日本の文化で鯉のぼりがありますが、これも実は登龍門の言い伝えから来ているのです。

pp_koinobori_tp_v

鯉のぼりの鯉は、水の中を泳いでいる鯉がなぜ空を飛んでいるんだという感じですが、それは龍門を登りきり龍へと変身する鯉のごとく立派に成長して欲しいというような願いが込められているからなのです。

ポケモンではコイキングからギャラドスへの進化も、この登龍門が元ネタで、ポケモントレーナーはギャラドスを入手するためには,
世界最弱のコイキングをレベル5からレベル20まで育て上げるという関門があるわけですが、そこを突破すれば強力なギャラドスに進化できるわけです。

出典元:楽天市場「ポケモンカードゲームBW ギャラドス / コンセプトパックEXバトルブースト

だからギャラドスは東洋の龍ぽい姿をしているのでしょう。(ただし、ドラゴンタイプではないので、龍と言い切ってよいかは分かりませんが・・・)

ここまで登龍門について書いてきましたが、この言い伝えから分かることは『龍は元々は鯉だった』という事実です。

ただし、これがあてはまるのは恐らく東洋の龍だけで、西洋の龍(ドラゴン)に関しては違うでしょう。

なので東洋の龍は元々は鯉だったということですね。

スポンサーリンク

ハクの元々の正体は1匹の鯉

さて、このことを踏まえて考えてみると、東洋の龍の姿をしているハクは元々は鯉であったと言えるのではないかと思います。

僕は次のように考えました。

『ハクは元々は琥珀川に住んでいた鯉であったのが、どこかのタイミングで龍に変身した。』

以下は僕の完全な想像です。

ハクは琥珀川に住み着いていた1匹の鯉でした。

琥珀川の上流には非常に流れが速い、滝のような急流が存在していました。

その急流の流れは激しく、どの魚も登ることが出来ませんでしたが、たった1匹の鯉がなんと登りきることが出来ました。

そしてその鯉は龍へと姿を変身させました。

以上がハクが龍になる過程の僕の想像です。

さて、龍になったハクはその後どうしたのかについても考えてみます。

前回の記事でも書きましたが、東洋の龍は神様とされています。(ちなみに西洋の龍は悪魔とされています)

つまり1匹の鯉は龍になったと同時に神の存在になったのです。

このことを踏まえ、僕は更にこじ付け的に次のように考えました。

『龍に変身し神の存在になったハクは、天に登っていかずに、そのまま琥珀川に残り川の神様となった。』

日本の文化では、八百万の神と言われるように自然万物のあらゆるものに神が宿ると言われています。

登龍門の言い伝えによると滝登りをした鯉は龍になった後、天に登っていくとのことです。

しかし、日本では神は宿るとされています。

恐らく琥珀川はまだ神が宿っていなかったのかもしれません。或いは宿っていたけどもいなくなっていたのでしょう。

龍に変身し、神の存在になったハクは天に昇らず、そのまま琥珀川の神となることにしたのです。

ハクの本名『ニギハヤミコハクヌシ』は、琥珀川の神である彼のアイデンティティの象徴

『千と千尋』のラスト近くでハクの本名が明かされます。

その名は『ニギハヤミコハクヌシ』

非常に長い名前ですが、琥珀側の主であるということを象徴している名であることが分かります。

恐らく名も無き1匹の鯉だったハク、神として琥珀川に宿るとき『ニギハヤミコハクヌシ』と名乗るようになったのでしょう。

ハクにとってこの名前は自分にとってのアイデンティティの象徴であったはずです。

また別の機会に書いてくと思いますが、琥珀川はマンションを建てる際に埋められてしまったということです。

『ニギハヤミコハクヌシ』と名乗るハクにとっては、琥珀川は大切な場所で、自分がその川の神であることを誇りに思っていたことでしょう。

川が潰され、自暴自棄になったことが想像できます。

ハクは釜爺の反対を押し切って湯婆婆の弟子入りをし、結果湯婆婆に名を奪われ利用されるようになっていったのです。

色々と書いてしまいましたが、ハクがなぜ龍の姿をしていたのかについて今回は書いてきました。

千尋の前に現れるハクは、非常にかっこよくそして何でもこなせてしまう完璧な人物として描かれています。

しかし、そんな完璧に見えるハクでもその昔は一匹の鯉だったわけです。

その鯉が川の神になれたのは、努力をして滝登りを達成させたからなのです。

鯉にとって滝のような流れを登り上がることは容易ではありません。

殆どの鯉は登れず脱落していくでしょう。

一見才能が溢れるように見えるハクでも、その昔は血の滲むような努力をし滝登りを達成できたのです。

だからきっとハクは不器用ながらも一生懸命な千尋を見守ることが出来たのだと思います。

『千と千尋の神隠し』の他の記事は以下から御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『ジブリ総選挙で1位獲得!興行収入1位の千と千尋の神隠しまとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

⇓   ⇓   ⇓

%e3%82%b7%e3%82%99%e3%83%95%e3%82%99%e3%83%aa%e3%83%8f%e3%82%99%e3%83%8a%e3%83%bc

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする