千と千尋のトンネルの色が違う意味!モデルは台湾の金瓜石ではない?

今回もスタジオジブリ宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』について書いていきます。

これまで書いてきた『千と千尋の神隠し』の記事は以下からどうぞ。
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『ジブリ総選挙で1位獲得!興行収入1位の千と千尋の神隠しまとめ』

出典元:楽天市場「千と千尋の神隠し [ 柊瑠美 ]

『千と千尋』は千尋が油屋の世界に迷い込んで、その世界で働くハメになるというお話です。

迷い込んだきっかけは、千尋の両親の好奇心のせいです。

千尋は嫌がったのに、両親が勝手に進んで油屋の世界に迷い込み、そして勝手に料理を食べるという常識はずれな行動をしたためです。

両親は豚にされ、千尋はたった1人で油屋で働くはめになるのです。

さて、千尋が両親とともに油屋の世界に迷い込んだきっかけはトンネルをくぐったことによるもの。

今回はストーリー冒頭で千尋たちがくぐり抜けたトンネルについて書いていきたいと思います。

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トンネルの色はなぜ変わる?

千尋たちは森の中のトンネルをくぐり抜けることで油屋の世界にたどり着きました。

トンネルをくぐるだけで別世界につながるなんて、なかんかワクワクする設定です。

『ドラクエテリーのワンダーランド』のテリーがタンスに入ると異世界にたどり着く、という設定を僕は連想しますね。

このトンネルは現実世界と八百万の神々の世界を繋いでいるのです。

ところで、このトンネル、ちょっと気になることがあるんですよ。

というのも、ストーリー最後で千尋は再びトンネルを潜り抜け人間界に戻ってくるわけですが、その時のトンネルの色が最初にくぐり抜けたときと全然違うのです。


最初はトンネルの色は赤みがかったモルタル製でした。

しかし千尋達が再びトンネルを抜け、現実世界に戻った時はトンネルは赤みが消え、白っぽい石のトンネルに変わっていました。

石造りのものに変わっています。

つまり、行きと帰りでトンネルが変わってしまったというわけです。

しかも変わったことに関しては作中では語られないところがミソな気がします。

一体なぜトンネルは変わってしまったのでしょうね?

この点については公式では明らかにされていません。

トンネルの色が違う、その意味は・・・・?

宮崎監督の作品は、公式で明らかにされていないという事が多々あります。

それが宮崎監督らしさともいえます。

このトンネルの例に漏れずという事なのです。

さて、公式で明らかにされていないということは、巷で様々な噂がされるということ。

インターネット上でも色々と噂されていますが、その見解は概ね固まってきてるようです。

簡単にまとめると次のようになります。
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『トンネルには魔法がかけられていた。

この魔法は人間の世界と八百万の神々の世界を繋げる力を宿している。よって、トンネルを通り抜ければ不思議の街に到達するようになっている。

トンネルは本来石造りのものであったが、魔法がかかっている間はモルタル製の赤い色をしているが、千尋が帰還した時は魔法が解け本来の石造りのトンネルに戻ったのだ』

もともとトンネルには魔法がかかっていたという事です。

魔法がかかっていることで人間界と油屋の世界が繋がります。

つまり、魔法がかかっている=赤色なのです。

逆に魔法が解けると人間界と油屋の世界の繋がりが途切れるのです。

そうすると元の色(白色)になるという事です。

つまり、魔法がかかっていない=白色という事です。

そして魔法がかかっている状態だと、トンネルは人間の世界と油屋の世界が繋がっているという事なのです。

トンネルの色の意味はこのような感じです。

この解釈は正しいかどうか分かりませんが、でもしかしこう考えると辻褄が合います。

なので僕はトンネルの色については、このように解釈してるのです。

ラストで千尋達が現実世界に戻った時、トンネルは白に変わっていた。

つまり、もう油屋の世界には千尋は行けないという事なのです。

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トンネルに魔法がかけられてた理由

そもそも何故トンネルにわざわざ魔法がかけられていたのか?、どうして千尋が帰還した時、魔法が解けてしまったのかについては謎のままですが、そのあたりは色々と想像して楽しむ余地もあると思います。

ちなみに僕は、魔法が書けられていた理由としては、入り口として機能していたのではないかと思うのですよ。

人間の世界から油屋の世界へのです。

どういうことかというと、油屋の世界は確かに人間は1人もいません。

でも、もともと人間の世界にいた神様も油屋には存在します。

例えばハクです。

出典元:楽天市場「千と千尋の神隠し ハクの塩むすび ミニパズル150ピース

ハクは湯婆婆の弟子ですが、元々は千尋の住んでいる人間の世界の川の神様です。

琥珀川と言う名の神様でしたが、川が埋め立てられたため、居場所がなくな湯婆婆の元へ行き、弟子になったのです。

ハクについては以下の記事で詳しく書いていますので、良かったら御覧ください。
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『千と千尋のハクの名前の秘密!本名ニギハヤミコハクヌシの由来は?』

他に現実世界の神様がいます。

河の神です。

河の神も、きっとトンネルを通って油屋へやって来たのです。

つまりこういうことです。

あのトンネルは湯婆婆が魔法をかけていて、人間界の神様(つまりお客さん)が油屋へ訪れるための入り口だということです。

ゲートというわけです。

トンネルがないと、お客さんが来れなくなるわけです。

お客さんのためのトンネルだったわけですが、まれにハクのようにお客さんとしてではなく、「弟子になりたい!」という感じで湯婆婆のところへ訪れる者もいたり、千尋たちのようにうっかり迷い込んでしまう者もいるのです。

うっかり迷い込んだ人は、人間世界では行方不明扱い、つまり『あの人は神隠しにあった!!!」ということになるわけです。

そして恐らくですが、人間界と油屋の世界とをつなぐトンネルは定期的に魔法を解いて、別のトンネルにまた魔法をかけてを繰り返して、点々と油屋への世界の入り口を移動しているのだと思います。

というのも、同じトンネルを何年もゲートとして機能させると、人間に気づかれて入り込んでくるかもしれないからです。

ごくまれにやむを得ず迷い込んできた人間は、豚にしてしまうのでしょう。

定期的にゲートの魔法をけるとなると、かなりの魔力がいることでしょうが、湯婆婆レベルになるとそれくらい容易いことと思えます。

湯婆婆については以下の記事で書いていますので、良かったら御覧ください。
⇓    ⇓    ⇓
『千と千尋の湯婆婆はドーラっぽいが性格悪い!けど息子の坊には優しい』

千尋が元の世界に帰還した時に、トンネルの魔法が解けたのは、湯婆婆が解いたのでしょう。

油屋の世界へのゲートの存在を知っている千尋が人間界に戻ったからです。

千尋が他の人間にゲートの存在を喋って、人間がやって来たらたまらないからです。

しかし、トンネルの魔法が解けてしまったということは、千尋はもう八百万の神々の世界に行くことはできないということ。

千尋のために色々と協力してくれた釜爺、リンと会えなくなるのは寂しいです。

特にリンは、ぶっきらぼうでしたが、油屋の生活の中では千尋にとって物凄く頼りがいのあった存在です。

その事については以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『千と千尋のリンは一人称が俺で男っぽいが優しい性格!正体は白狐?』

そう考えると、けっこう寂しい気もしますが・・・。

しかし、救いなのはハクとはきっと会えるということです。

ハクは、ラストで名前を思い出し、よって湯婆婆の支配下から逃れることが出来るからです。

出典元:楽天市場「ENS-300-298 千と千尋の神隠し 本当の名前 300ピース

ですから、きっとまた千尋の元へ行くはずだと僕は信じています。

その事については以下の記事で書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『ハクと千尋は恋の関係!別れたその後に出会いはある?千と千尋の考察』

千と千尋のトンネルのモデルは金瓜石?

さて、ここまでトンネルの色が変わることについて書いてきました。

ところで、この不思議なトンネルですが、巷ではモデルがあると言われています。

それは台湾の金瓜石(きんかせき)という場所にあるトンネルとのこと。

そもそも『千と千尋』の舞台は台湾の九份の街であると言われています。

出典元:楽天市場「ENS-300-223 千と千尋の神隠し さよなら油屋 300ピース

試しにGoogleかヤフーの検索窓に『九份』と打ち込んで画像検索してみてください。

『千と千尋』っぽい画像が沢山でてきます。

確かに『千と千尋』に似ています。

そしてこの・九份の近くの金瓜石という所にトンネルがあるのです。

『千と千尋のモデルは九份。その街の近くの金瓜石にはトンネルがある。ということは、このトンネルは千と千尋のトンネルのモデルに違いない!』

こんな感じで巷では噂がされているのです。

しかし僕はこの『千と千尋』のトンネルは金瓜石のではないと思っています。

なぜなら、そもそも『千と千尋』の舞台のモデルは台湾の九份ではないからです。

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『千と千尋』のモデルは江戸東京たてもの園

千と千尋の舞台は台湾九份ではなく江戸東京たてもの園です。

そのことの詳細は以下の記事でも書きました。
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『千と千尋の舞台モデルは台湾の九份は嘘!本当は江戸東京たてもの園!』

『千と千尋』の舞台が江戸東京たてもの園だということは、鈴木敏夫プロデューサーが渋谷陽一さんとの対談の中でそう言っています。

以下に鈴木さんの言葉を引用します。

「で、いきなり『鈴木さん、千晶の映画つくろうか』って。チアキ?ってびっくりしたんですよ。奥田(誠治・日本テレビ映画事業部長)さんの娘さんなんですけど。
(中略)
僕が物凄くかわいがっていたんです。その千晶の映画をつくるって。宮さんは僕が100パーセント賛成するのは分かってるんです。」

────(笑)

「舞台は、江戸東京たてもの園。僕は五〇回くらい行っていて、大好きな場所。絶対反対できない状況に僕を追い込んだんです。」

出典元:鈴木敏夫著「風に吹かれて」中央公論新社より

と、このように、宮崎監督は鈴木敏夫さんが大好きな場所を『千と千尋』の舞台に選んだと述べています。

鈴木敏夫さんの言葉の中に『反対できない状況に僕を追い込んだ』と言っていますが、コレはどういうことかというと、実は『千と千尋』の企画の前に宮崎駿監督はある企画を考えていたのです。

それは『煙突描きのリン』という企画で、内容は60歳の老人と18歳の女の子のラブストーリー。

宮崎監督は1年かけてこの企画を考えていたそうですが、鈴木プロデューサーに反対されたため即ボツに。

その事について詳細は以下の2記事でも書いています。
⇓    ⇓    ⇓
『千と千尋のハクの名前の秘密!本名ニギハヤミコハクヌシの由来は?』

『ハクと千尋は恋の関係!別れたその後に出会いはある?千と千尋の考察』

悔しくなって、鈴木プロデューサーが絶対に反対しないような企画を新しく考えたのです。

ということで、鈴木さんがかわいがっていた娘さんをモデルにし、鈴木さんが大好きな江戸東京たてもの園を舞台のモデルにしたのです。

ですから、『千と千尋』の舞台のモデルは台湾の九份ではなく東京にある江戸東京たてもの園だということです。

台湾の九份と『千と千尋』が似ているのは偶然なのです。

ということはつまり、トンネルのモデルも台湾の金瓜石では確実にないだろうと考えられるわけです。

トンネルにはモデルは存在せず、宮雑記監督の想像で考えられたと僕は思いますね。

『千と千尋』のトンネルを連想してしまう弁天洞窟

『千と千尋』の不思議なトンネルということで、僕が個人的に連想してしまうものがあります。

それは弁天洞窟です。

弁天洞窟というのはよみうりランド近くにある地下霊場のことです。

地下霊場とは洞窟などの中にある霊場のこと。

霊場とは信仰の対象になっていて神聖視されている場所のことです。

ちなみに弁天洞窟の中はこのような感じです。
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弁天洞窟に関しましては以下の記事でも書いていっていますので良かったら御覧ください。
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『まるで千と千尋の神隠しのトンネル?よみうりランド近くの弁天洞窟』

『千と千尋の神隠し』の他の記事は以下から御覧ください。
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『ジブリ総選挙で1位獲得!興行収入1位の千と千尋の神隠しまとめ』

他のスタジオジブリ作品については以下のバナーからどうぞ。

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