品川とリニア新幹線の関係は?東京オリンピックと品川開発①

前回の記事では、2020年の東京オリンピックに向けて開発される品川の街について書いてきました。
前回の記事はこちら

少しだけ前回について振り返ってみますね。

新しい街の計画は品川開発プロジェクトと呼ばれるもので、JR東日本の車両基地の再開発によって品川駅の北側に13ヘクタールの広大な街を作る計画です。

13ヘクタールの広大な街を品川駅だけでカバーするのは大変です。

現在ある品川駅に加え、山手線に新駅を作るということになりました。

オリンピックに向けて新しくできる新駅、それら両駅を一体化した街づくりが特徴ということでした。

山手線新駅
出典:「www.chintai-jimusho.com」

話が分かりにくくなるため、前回の記事ではあえて触れませんでしたが、実はこの新駅の近くには泉岳寺駅という駅があります。

泉岳寺駅は京浜急行線と都営浅草線の駅で、JRの駅ではありません。

新しい街が出来た時、街に訪れた人々が京浜急行線と都営浅草線に流れてしまう可能性もあります。

JR側からすると面白くないでしょう。

山手線に新駅ができることで、人の流れをJR側に引き止めることができます。

山手線新駅にはそのような役割もあると思います。

さて、前回の記事でも書きましたが、そもそもオリンピックに向けてなぜ『品川』を開発することになったのかが疑問に思う人もいると思います。

東京にはすでに大きな駅や街などがあるわけです。

なぜそこで品川が出てきたのか?

実は品川開発には2027年に開業予定のリニア新幹線と関係があります。

さてリニア新幹線と品川開発が同関係があるのか気になるところですが、今回はリニア新幹線について注目していきたいと思います。

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リニア新幹線

リニア新幹線のことはご存知の方も多いかもしれませんが、少し細かく書いていきますね。(リニア新幹線ですが、『リニア中央新幹線』『中央リニア新幹線』などなど色々と呼び名がありますが、ここでは『リニア新幹線』と書いていきます。)

さてリニア新幹線ですが、簡単に言ってしまえば日本最大都市の東京、名古屋、大阪を結ぶ高速鉄道の計画線のことです。

リニアイメージ
出典:「www.asahi.com」

リニア新幹線の役割は東海道新幹線のバイパスということになります。

東海道新幹線は現在、東京、名古屋、大阪を結ぶ重要な鉄道です。

東海道新幹線では、東京から大阪まで最短で2時間22分です。

これがリニア新幹線になると東京と大阪を最短67分で結ぶことになるそうですから、とんでもないくらい時間短縮になります。

リニア新幹線が完成すれば、日本三大都市がそれぞれ近くなります。

当然、人々の移動も今以上に活発になるでしょうから経済的にも大きな効果があることが期待されています。

リニア新幹線の完成により、日本が劇的に変わるかもしれません。

そう考えるとワクワクしてきます。

まずは東京〜名古屋間

リニア新幹線についてもう少し書いていきます。

リニア新幹線の開業は2027年とされています。

2020年の東京オリンピックにまでなんとか間に合わせられないかという声もありましたが、諸々の事情でそれは叶わないことになりました。

残念です。

さて2027年開業予定なのですが、東京〜名古屋間の開業で大阪まではまだまだ先となります。

その理由は、リニア新幹線の工事は全てJR東海が行っているわけです。

工事のための費用はJR東海が負担することになります。

いきなり東京〜大阪間にしてしまうと債務が膨れすぎて大変なことになります。

そのため、まずは東京〜名古屋間の開業で区切ったわけです。

しかし、東京〜名古屋間でも人々の移動には影響を与えることにはなるでしょう。

東京〜名古屋間は最短40分とのことです。

東海道新幹線だと1時間40分くらいですから、リニア新幹線はメチャクチャ速いです。

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リニア新幹線はどこを走る?

東京〜名古屋〜大阪を結ぶ予定のリニア新幹線ですが、どこを走っていくかを見ていきたいと思います。

その前に東海道新幹線の走ってる場所を見ていきます。

東海道新幹線は東京〜名古屋までは基本的に海沿いを走り、名古屋から大阪方面へは内陸部を走っています。

いっぽうリニア新幹線は東京から名古屋までほぼ直線的に結ぶ予定です。

直線的に結んでるということはモロ山間部を通っているわけです。

険しい山々に向かって、突っ込んでいくわけですから当然トンネルが多くなります。

リニア新幹線は全体の86%はトンネルだとのことです。

86%と言ったらほぼ全部と言っても良いでしょう。

当然、トンネル工事がとてつもなく大変なのです。

なんせ東京から名古屋まで約286キロもあって、その殆どの距離をトンネルを掘るわけですから・・・。

(東海道新幹線が海側を通っているのは、なるべく山を避けてトンネルを少なくするという理由もあったのでしょう。)

しかもトンネルだらけですから、乗客としてはあまり景色は楽しめないですね。

名古屋まで最短40分だとしても、長時間トンネルと言うのはちょっと息が詰まる気がします。

乗車中、何か気が紛れるも工夫があると良いかもしれません。

2つの新幹線を比較しましたが、東海道新幹線とリニア新幹線は走る場所が違うわけです。

東海道新幹線は海沿いを走りますから、つまり静岡県を通ることになります。

一方リニア新幹線は、山間部を走りますから、山梨県を通ります。

静岡にしろ山梨にしろ、利用する人はいるはずです。

リニア新幹線が開業したとしても、東海道新幹線の乗客がいなくなることは無いでしょう。

ただ、名古屋までの乗客はリニア新幹線に流れるでしょうから、その分、東海道新幹線は静岡県内を停車する『こだま』の本数が増えるかもしれないですね。

リニア新幹線はなぜ速い

さて上にも書きましたが、リニア新幹線は東京から名古屋まで最短40分で結ぶ予定です。

すさまじい速さです。

なぜこれほどまで速いのか?

その理由の1つは先程も書いたとおり、リニア新幹線が山々を突っ切って直線的に名古屋まで結ん得いるからということです。

直線ですから必然的に距離は短くなり、カーブも少ないですからスピードも出し続けられるわけですね。

しかしそれだけではありません。

リニア新幹線はスピードがメチャクチャ出ます。

なんと最高時速500キロで営業運転をするとのことです。
(構造上は600キロ以上出せるそうです)

ちなみに東海道新幹線の最高速度は時速270キロです。

山陽新幹線では時速300キロで運転できる区間もあるそうです。

いずれにしてもリニア新幹線のほうがはるかに速いです。

ではリニア新幹線は、なぜこれほどまでスピードが出せるのか?

それについてはまた次の記事で書いていこうと思います。
続きはこちらです

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