さて、前回の記事では路線バスマニアの僕が狭隘路線、長距離路線、免許維持路線についてごく簡単に解説しました。
(前回の記事は『バス路線マニアが狭隘路線、長距離路線、免許維持路線を簡単紹介!』です。)
今回は、狭隘路線について取り上げていこうと思います。
狭隘路線とは、『非常に狭い道を走るバス路線』という話でした。
狭い道をギリギリですれ違ったり、何とか通り抜けていく様子をバスの中から・或いは外から観察することに喜びを感じる人は、狭隘路線マニアと言われます。
僕は路線図好きですが、同時に狭隘路線マニアでもあると思っています。
今回は狭隘路線の中でもわりと知名度の高い東急バス渋72系統について書いていこうと思います。
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渋谷駅と五反田駅を結ぶ渋72系統
この渋72系統は渋谷駅東口から五反田駅を結ぶバスです。
渋谷から五反田は山手線1本でつながっていますが、このバスは山手線から離れた所を走っていて、需要はわりとある感じです。
さてこの渋72系統ですが、『目黒不動尊の境内の中をバスが突っ切っていく』ということが、非常に大きな特徴となっています。
これが、狭隘路線好きにとっては非常にワクワクするポイントなのです。
不動尊の境内の中をバスが走る様子は非常に迫力があります。
というか、なんでそんなとこバスが走ってるんだよ、という感じです。
その意味不明さが面白いのですよ。
しかも境内の中にバス停もあるのがかなりウケます。
僕の拙い言葉ではこの面白さは伝わりにくいと思います。
Youtubeに動画がありましたので、こちらご覧くださいませ。百聞は一見にしかずです。
こんな感じです。
動画の流れとしては、住宅街の細道に突っ込んで左折し(まずここがワクワクポイント1!)、更に右折して不動尊の境内に侵入し(そしてワクワクポイント2!)『目黒不動尊』バス停で停車(ここがワクワクポイント3!)。
その後、誘導員の誘導のもと、不動尊境内から商店街へ向けて直進(最後の狭隘路がワクワクポイント4!)しますが、その道路は1車線分しかありませんが両側通行なのです。
不動尊の境内をバスが走るのだけでも十分楽しいのですが、その前顔の道の狭い所をバスが突っ込んでいく所に面白さが凝縮しています。
ここだけでワクワクポイントが4つもあるわけです。
強いて欲を言えば、この路線を走るバスが中型バスだということにやや不満があります。
また別の機会に詳しく書いていこうと思いますが、路線バスには大きく分けて『大型車』『中型車』『小型車』があります。
大型車が一番大きく、中型車、小型車になるにつれバスが小さくなっていきます。
狭隘路線のような狭い道を走行するバスは中型車が使用されることが多く、この渋谷72系統もそうです。
しかし、その昔は大型車を使用されていたそうで、現在も中型車でなく大型車であれば渋谷72系統はさらに迫力があっただろうに、と少々残念な気持ちにもなったりします。
まあ、中型車でも十分楽しめる系統だと思います。
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パワースポット目黒不動尊を横断する渋谷72系統には龍神の力が授けられてるか?
ちなみに、渋72系統が走る目黒不動尊はパワースポットとされているようです。
こちらのサイトで紹介されています。
不動尊内にある独鈷の滝に龍神のパワーがあるとかです。
独鈷の滝はバスの待ち時間がある時に、眺めていたのでよく知っています。
確かに龍の口をかたどられたものから滝の水が流れ出てましたので、龍と関係してるのだろうといつも思っていましたので、上記サイトを見てなるほどなと改めて納得しました。
鯉が龍になる登龍門と独鈷の滝が関係してるとか。
ちなみに目黒不動尊とは全く関係ないですが、登龍門については『龍のハクの正体は琥珀川の鯉だった!本名はニギハヤミコハクヌシ』の記事でも書きました。
僕はバス目当てで目黒不動尊にしばしば訪れていましたが、そんな僕でも目黒不動尊には独特の不思議な聖域といった雰囲気を感じさせられます。
目黒不動尊は住宅街にあるのですが、全くそんな事実を忘れてしまうほどのものです。
さて、そんな龍神のパワースポットを横断する東急バス渋72系統。
この路線には龍神のパワーが宿っているかもしれませんね。
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