となりのトトロ風呂シーンの考察!メイが怖がるもの、それは・・・?

前回に続いて今回も『となりのトトロ』についての記事を書いていきたいと思います。
(前回の記事はこちら)

トトロ記事を書くきっかけになっている、トトロの森に友達と訪れた事については『となりのトトロの舞台モデル 所沢のトトロの森へのアクセス方法は?』の記事で書いていますので、よかったら御覧ください。

さて、今回書く記事はサツキとメイの風呂シーンの場面に触れるので、ちょっと前置きを書きます。

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『トトロ』の風呂シーンでは、お父さんと娘であるサツキとメイが一緒に風呂に入っているのですが、これは海外だとNGになる場合があるそうです。

特にアメリカだと相当まずいとか・・・・・。

大人と子供が一緒にお風呂に入ると犯罪になるらしいです。

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え?!って感じじゃないですか?

『トトロ』のあのほのぼのしたシーンが、犯罪となるなんて・・・。って感じです。

そのことについては

こちらのサイトで詳しく解説されています。

お父さんとの仲の良さを表している、とても印象に残るシーンでありますが、文化の違いというのは一筋縄ではいかない事を感じています。

『となりのトトロ』を制作していた当時、ジブリは映画の興行収入が芳しくなく、頭を悩ませていた時期でしたから、まさかこの『トトロ』海外で見られることになるとは夢にも思っていなかったことでしょう。

ですからしょうがないのかもしれませんが・・・。

いずれにせよ、風呂シーンに関して海外からいくら批判が来ようとも、『トトロ』は日本のアニメです。

『日本人はこうなんだ!』と堂々としていて良いと僕は思います。

さて、前置きが長くなりました。

それでは、以下から本題に入ります。

今回の記事ではメイに注目していきたいと思います。

出典元:楽天市場「ENS-70-61 となりのトトロ トトロっていうのね! 70ラージピース

風呂場でのメイの様子

さて今回見ていくのは風呂シーンでのメイです。

『トトロ』の風呂シーンを思い出してみましょう。

メイ達が新たな家へ引っ越してきたその日の夜、家族3人で風呂場にいます。

風が物凄く強く吹いていました。

引っ越してきた家は、柱が腐っている部分があるほどのボロい家です。

強風にさらされてひどくガタガタ揺れています。

「おうち潰れちゃうよ・・」

心配そうにしているメイ。

その直後、突如に突風が吹き付けガタガタガタ!!となりました。

家の一部が風で引き剥がされるほどの突風。

身体を石鹸で洗っていたサツキは怖くなったようで、すぐにメイとお父さんが入っている湯船へ入ります。

直後、お父さんが笑い出します。

「わっはっはっは!!」
そして、
「笑ってみれば怖いのが逃げるから、笑ってごらん?」
とメイとサツキに呼びかけます。
これに対し、メイは
「怖くないもん!」
ムッとしたように答えます。

それに対しサツキは
「わっはっはっは!!」
と笑い始めますが、メイは再度
「怖くないもん!!」
と言います。

その直後、サツキはメイにくすぐり攻撃をして、メイを笑わせ、お父さんもヒートアップしていき、3人で大爆笑していきます。

そしてその大爆笑に恐れをなしたのか、ススワタリが家から集団で逃げていく様子が映されます。

「怖くないもん!」、プライドが高いメイ!?

上記のシーンは、なんとも微笑ましくて僕が気に入っているシーンです。

さて、ボロい家に対し強風が吹き付けるこのシーンですが、なんせこの家は相当なボロですから、ひどくガタガタ揺れたことかと思います。

突風で家の一部が吹き飛ばされているくらいですから、その揺れはかなりのものだったのではないかと思います。

恐らく大人でも恐怖を感じるほどのガタガタなのだと僕は思います。
「笑ってみれば怖いのが逃げるから、笑ってごらん?」

このようにお父さんは2人に呼びかけるわけですが、これはきっとお父さん自身が恐怖を感じたからこのように言って、自ら笑い出したのだと僕は思いました。

これに対しメイは
「怖くないもん!」
と強く反発しています。

一度ならず二度もです。

僕はこのメイの反発のセリフを聞き、2点ほど感じたことがあります。

1点目は、メイは『自分が怖がっている』と人から思われるのが嫌いだということ。

2点目は、メイは別に強風で家が揺れること程度ならば全然へっちゃらだと思っているということです。

1点目に関してですが、これに関しては実際にこのシーンを見ればすぐに分かるかと思いますが、メイは「怖くないもん!」とかなり強く言っています。

まるで「バカにすんな!!!!!」とでも言っているかのようにです。

『自分には怖いものなんてない!自分は勇気があるんだ!』・・・メイはこのようなプライドを持っているのではないかと僕は思いました。

だからメイは、人から『君は怖がっている』なんて思われるのはプライド的に許せないのではないかと思います。

ちなみに、このプライドの高さは『魔女の宅急便』の最初の頃のキキにも通ずるところがあると思います。

出典元:楽天市場「魔女の宅急便「コリコの町が好き!」1000ピースパズル no.1000-235

キキに関しては『魔女の宅急便 13歳のキキの性格と成長をトンボとの会話から考察』の記事で書いています。

2点目に関してですが、そもそも本当に怖かったら「怖くないもん!」なんて言葉、なかなか出てこないと思います。

というのも、本当に怖かったら、悲鳴を上げてしまうか、或いは震えて縮こまってしまうかでしょうから、言葉を発することが難しいでしょう。

ところで、このシーンでメイは
「おうち潰れちゃうよ・・」
と不安そうに言っています。

このセリフは家が潰れることに対して恐れをなしているようにも思えますが、僕はそうではなく、
『せっかく楽しそうな家に引っ越してきたのに、また引っ越すのは嫌だ』とメイが思ったからこそ、メイは不安そうにこのように言ったのではないかと思いました。

また、突風が吹きつけた時に、一瞬メイはビクっとしていますが、これもただ単に意外性のある大きな音に驚いただけで、怖いと感じたわけではないと僕は感じました。

メイが恐怖を感じるもの、それは・・?

さて、ここまでメイは『自分が勇気がある』ことにプライドを持ち、そして『自分が怖がっている』と人から思われることが嫌いな性格だと書いてきました。

出典元:楽天市場「ジグソーパズル 70ピース となりのトトロ 歩こう 70-63

事実、メイは怖いもの知らずだと思います。

引っ越してきたばかりの日に、メイは2階の部屋でススワタリの大群を顔面に浴びますが、全く泣くこともありませんでした。

また、一人で森の中へ入り込み、正体不明の化け物(トトロ)に出会うわけですが、恐れるどころかトトロにちょっかいかけて遊んだりするくらいです。

不思議の街に迷い込んだ【千と千尋の神隠し】の千尋は、異形の妖怪(神々)を目にし、酷く怯えていたわけですから、メイの度胸は千尋とは対照的です。

(【千と千尋】の千尋については、『宮崎駿が千尋を美少女に描かなかったのはなぜ?千と千尋の神隠し考察』を御覧ください。)

メイには怖いものはないのか?という感じです

一見そのように思えます。

しかし、そんなメイにも少なからず恐怖を覚えるものが2つほど存在していると僕は思います。

1つは夜の暗闇です。

そしてもう1つは、カンタのおばあちゃんの顔です。

次の記事へ続きます。

メイについては以下の記事にもぜひ御覧ください。
『となりのトトロ』登場人物のメイについてのまとめ

メイ以外の宮崎アニメのヒロインたちについては以下の記事を御覧ください。
『スタジオジブリ宮崎駿アニメ作品のヒロインまとめ』

他のジブリ宮崎監督作品については、以下の記事を御覧ください。
『スタジオジブリを引退した宮崎駿作品まとめ!監督の復帰に期待!』

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