トトロやススワタリを怖がらないメイが暗闇を恐れる意外な理由とは?

メイはなぜ暗闇を恐れるのか?

それは、夜の暗闇に対してあることを連想してしまうからです。

さて、そのあることとは・・・?

前回に続いて今回も『となりのトトロ』についての記事を書いていきたいと思います。
(前回の記事はこちら)

トトロ記事を書くきっかけになっている、トトロの森に友達と訪れた事については『となりのトトロの舞台モデル 所沢のトトロの森へのアクセス方法は?』の記事で書いていますので、よかったら御覧ください。

トトロの森については『トトロの都市伝説 真相!狭山丘陵に存在する心霊スポット』の記事をご覧ください。

前回の記事では、『となりのトトロ』の最初、メイ達家族が新しい家に引っ越してきたところのシーンに注目して、『メイは夜の暗闇とカンタのおばあちゃんの顔に恐怖を感じている』という事について書いてきました。

『となりのトトロ風呂シーンの考察!メイが怖がるもの、それは・・・?』の記事でも書いた通り、メイは他人から『怖がりだ』と思われるのを極度に嫌う性格です。

「怖くないもん!」が口癖のメイですが、確かにメイは4歳とは思えぬほどの大胆な行動を行います。

前回の記事でも、メイはススワタリの大群を顔に浴びることになったわけですが、全然へっちゃらで、むしろそのススワタリを捕まえようとするくらいですし、『メイはトトロと出会いモンスターマスターの才能を開花!?トトロ考察』の記事で書いたように、メイは初対面の大トトロに対してツンツン突っついてちょっかいかけたりしているくらいです。

なので、メイはよほどの事がなければそうそう『怖い』なんて言い出さないと思われます。

しかし、前回の記事のシーンにより、メイは夜の暗闇とカンタのおばあちゃんの顔に恐怖を感じている事が分かりました。

今回はメイが夜の暗闇を怖がる理由について書いていきたいと思います。

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夜に1人で手洗いに行けないメイ

そもそもメイが夜の暗闇を怖がる事が分かったのは、サツキの次のセリフによってでした。

「じゃあ夜になってもお便所一緒に行ってやんない!」

このセリフから、メイは夜に手洗いに行くときはサツキに頼んで一緒に行ってもらっていた事が分かりました。

ススワタリの大群を顔に浴びたり、大トトロにちょっかいを出せる程のメイが、なぜ夜の暗闇に怯え、1人で手洗いに行けないのか?と僕は不思議に思えたのです。

しばしば「怖くないもん!」というセリフを言うメイ。

そんなメイが夜の暗闇を怖がるのはどうしてなのでしょうか?

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このことについて僕は次のように考えました。

『メイは暗闇そのものをではなく、暗闇がもたらす『無』の感覚を恐れている』・・・・と。

『無』に恐怖するメイ

暗闇がもたらす『無』を怖がる・・とはどういうことか、書いていきます。

『となりのトトロのメイとサツキはポジティブシンキングで好奇心旺盛?』の記事でも書きましたが、メイは非常に好奇心が旺盛な女の子です。

好奇心があるということは、目の前に存在するあらゆるものに対し、興味を持つということです。

何に対しても「これ、なんだろう!?」と気になってしょうがないという感じです。

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特にメイは気になった事に対しては、とことん追いかける能動的な性格でしょう。

さて、そのように能動的な性格のメイが恐れることは何でしょう?

僕はこのように思いました。

それは『何も存在しない事』=『無』である、と。

メイは好奇心が強い性格と言いましたが、好奇心が強いということは、『意識が常に外を向いている』という事だと思います。

『意識が外を向いている』ということは、『自分以外の存在に意識を置いている』という事になります。

・・・なんだか禅問答みたいになってきました。

簡単に言いますと、メイは『自分の外側の物事に対して、常にアンテナを張っている』性格だということです。

そのアンテナに引っかかったものが面白そうな物であれば全力で追いかけるわけです。

それではこのように常に外側へ意識を向けている人が、『全く何もない状況』=『無』に遭遇した場合どう感じるでしょうか?

恐らくその時、その人は恐怖を感じるのだと僕は思います。

『無』の状態・・・・それは、とりわけ意識を外側へ向けている人ほど強く恐怖を感じるものだと思います。

逆に、意識を内側へ向けている人にとっては『無』の状態は、外側へ向けている人に比べると恐怖の度合いは低いと思います。

では次に、なぜメイは夜の暗闇に対して『無』を感じてしまうのかについて書いていきます。

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メイは夜の暗闇に対して、なぜ『無』を感じるのか?

『となりのトトロ』を見ていて、僕はメイは好奇心が強いとともに、非常に感受性が豊かであると感じます。

些細な事でも感動できる人は感受性が豊かだと言われています。

サツキが学校に行っている間メイが家の周りで1人で遊ぶわけですが、その様子を見ていると、おたまじゃくしが集まっているのを見て目を輝かせたり、穴の空いたバケツを面白がったり、そのバケツを通してどんぐりを見つけた時にはまるで宝物でも発見したかのように嬉しそうにしているのがよく分かります。

さて、このように感受性が豊かなメイが『夜の暗闇』を前にした時、どのように感じるでしょうか?

『となりのトトロ』は昭和30年代の物語です。

この時代は街灯も今よりも光は弱かったでしょう。

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例え都会でも、夜は現在よりも遥かに暗くて静かだったはずです。

そもそも街灯がない場所だってあったことでしょう。

つまり、夜は文字通り暗闇だったということです。

その暗闇は『先が何も見えない』状況と言えるでしょう。

繰り返しになりますが、メイは非常に感受性が豊かです。

そんなメイが夜の暗闇をどのように感じていることでしょうか?

きっと『先が何も見えない』ということに、ひどく恐怖を感じていたことでしょう。

メイにとって、夜=恐ろしいというイメージが付いてしまったことでしょう。

一旦そのようなイメージが付いてしまったメイにとっては、例え家の中でも夜は非常に恐ろしい物だったに違いありません。

ここまでかなり長くなりましたが、メイは夜に手洗いに1人では行けない理由はこのような感じになります。

実際にメイが暗闇を恐れるシーン

ちなみにメイが実際に暗闇を怖がるシーンがありますので、その部分を簡単にまとめてみます。

大雨の日の夕方、メイとサツキがバス停でお父さんを待っています。

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サツキはあやとりに夢中になっている間、メイはバス停付近をフラフラとしてじっとしていません。
(全然関係ないですが、あやとりに夢中になるサツキを見て僕は『ドラえもん』ののび太を連想してしまいました)

メイは道から少し外れた所にお稲荷様の社があるのを見つけます。

何気なく、お稲荷様へと目を向けてみます。

社は小さいのですが、その中は真っ暗闇が広がっています。

メイはそれを見た途端、慌ててダッシュでサツキの元へ向かい、ギュッとサツキにくっつきました。

それ以降、メイはずっとサツキの服をギュッと掴んだまま離れようとはしませんでした。

以上が、メイが暗闇を恐れる様子が分かる場面です。

メイが目撃したお稲荷様の社の中は、演出としてもかなり真っ暗に描かれていて不気味に感じます。

実際には、夕方の時刻ではあそこまで暗くはならないとは思いますが、メイの視点では社の中はあのように見えたのでしょう。

ちなみにこのシーンの後、大トトロやネコバスが登場してくるというワクワクな展開が待っているわけですが、それについては別の機会で書いていきたいと思います。

今回は、メイが夜の暗闇を恐れる理由について書いてきました。

次回からは、メイがカンタのおばあちゃんの顔を恐れる理由について書いていきたいと思います。

次の記事に続きます。

メイについては以下の記事にもぜひ御覧ください。
『となりのトトロ』登場人物のメイについてのまとめ

『となりのトトロ』関連の他の記事も御覧になりたい方は以下もチェックしてみてください。
『スタジオジブリ となりのトトロのまとめ』

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