ジブリ美術館に復活したトトロのネコバスが大人に爆発的な人気の理由

ネコバスの人気の秘密。

それはその登場シーンの演出にあると僕は考えました。

ネコバスの初登場シーンに注目してみましょう。

前回に続いて今回も『となりのトトロ』についての記事を書いていきたいと思います。
(前回の記事はこちら)

トトロ記事を書くきっかけになっている、トトロの森に友達と訪れた事については『となりのトトロの舞台モデル 所沢のトトロの森へのアクセス方法は?』の記事で書いていますので、よかったら御覧ください。

トトロの森については『トトロの都市伝説 真相!狭山丘陵に存在する心霊スポット』の記事をご覧ください。

今回は、『となりのトトロ』でも人気が高いネコバスについて書いていきたいと思います。

ネコバスはトトロに登場するキャラクターの中でも非常に人気があります。

『となりのトトロ』を最後まで見終わった後、一番印象に残るのがこのネコバスではないでしょうか?
僕はそうでした。

スポンサーリンク

ジブリ美術館に復活したネコバス

僕の知り合い(女性)に強烈なジブリマニアがいるのですが、その人が、今年(2016年)の7月16日に東京三鷹市にあるジブリ美術館がリニューアルオープンされた際、大人も乗れるネコバスが復活したとのことで、喜びを身体中から滲み出していました。

caption
出典:「www.tripadvisor.jp/」

ネコバスに乗れるということが、彼女にとっては物凄く嬉しい出来事だと伝わってきました。

そもそも、大人も乗れるネコバスが復活したというのは、『ネコバスに乗りたい!!』と強く願う人が多くいた事だと言えるでしょう。

見ているだけでは満足できず、『ぜひ実物を触りたい!』『中に入りたい!』『感触を味わいたい!』ということを知り合いの彼女は言っていました。

彼女のそのセリフを聞いているうちに、僕も実物を触りたくなってきました。

彼女だけでなくトトロファンは皆そのように思っていることでしょう。
それくらい、ネコバスというのは人々を惹きつける魅力のあるキャラクターであると僕は思います。

ネコバスはなぜ人気なの?

上述したように、ネコバスは非常に人気のあるキャラクターです。

しかし僕は思うのです。
『なぜネコバスはこれほどまでに人気のあるキャラクターなのだろうか?』と。

というのも、ネコバスが劇中に出てきたのはたった2回だけです。

1回目はバス停でお父さんを待っているサツキとメイの前に現れたシーンで、2回目は迷子になったメイのところへサツキを乗せて走るシーンです。

かなり少なくないでしょうか?

しかも1回目のシーンなんてほとんど一瞬です。ネコバスが現れたと思ったら、大トトロを乗せてすぐに走っていなくなってしまいます。

とにかくネコバスは出演回数は少ないです。

にも関わらずネコバスはそれでも非常に人気のあるキャラクターです。

例えば出演回数はカンタの方が圧倒的に多いでしょうが、カンタよりもネコバスのほうが人は印象に残っていると思います。

僕はカンタも非常に面白いキャラクターだと思いますが、ネコバスに比べたら地味であるという印象は否めないです。(むしろカンタは地味であるがゆえに面白みのあるキャラと言えると思います。)

なぜネコバスは、劇中でたった2回しか登場していないにも関わらず、これほど印象に残ってしまうのか?

僕はそれについて色々と考えてみました。

ネコバスのシーンの演出

さて、なぜネコバスが印象に残ってしまうのかですが、僕はネコバスが登場する場面の演出の仕方がそのような効果を与えているのではないか?と思いました。

たった2回の登場ですが、それでも視聴者はその演出によって心を鷲掴みにされてしまうのです。

まず、ネコバス登場の1回めのシーンで『強烈なインパクトを視聴者に与えている』と僕は考えました。

ではそのネコバス初登場シーンについて書いていきます。

スポンサーリンク

初登場シーン。サツキ、メイの前に現れるネコバス!

サツキはメイをおんぶしながら、バス停でお父さんの帰りを待っています。

その横で何故か大トトロがサツキから渡された傘をさして佇んでいるという、かなりシュールで謎の状況であります。

大トトロは傘に当たる雫の音に興奮して、ジャンプして地響きを鳴らし、そして雄叫びをあげます。

するとなんということか、ネコバスが凄まじい勢いでサツキたちの目の前にやって来ます。

メイとサツキは突然のことに「・・・・・は??」という感じで口をあんぐり開けて固まっています。

ネコバスの窓の一部がウイーンと変形し扉になります。

大トトロはサツキに葉っぱで包んだものを渡し(恐らく傘のお礼)ネコバスに乗り込むと変形した扉は再びウイーンと元に戻り、そしてネコバスはさっそうと走り去ってどこかへいなくなってしまいました。

メイとサツキはしばらく呆然としているのでした。

短いゆえに印象に残った?

これがネコバスの初登場シーンです。ネコバスが画面に写っている時間は1分ないくらいです。

本当にあっという間です。

しかし一瞬にもかかわらず、この初登場シーンでも恐らく多くの人々は、このネコバスに対してかなりのインパクトを受けたことだと思います。
僕も初めて『トトロ』を見た時には衝撃を受けたのを覚えています。

ではなぜそれほどまでインパクトを感じてしまうのだろうか?
僕は次のように考えました。

ネコバス初登場シーンは確かに一瞬だけど、しかし一瞬であるが故に逆に強烈なインパクトを我々に与えたのではないか』と。

ネコバスの常軌を逸した姿形

『一瞬だからこそインパクトを与える』とはどういうことか?
それについて書くために、まずネコバスの外見について書く必要があります。

そもそもネコバスは、なかなかすごい外見をしています。

まず大きさがかなりデカイです。
なんせ、あの大トトロが簡単にすっぽりと入るわけですから。

そして目からはライトのごとく光が発射され続けています。
そして、目はギョロッとしていて口は異様に大きいです。

そして足が12本もあります。

猫なのになんで足が12本もあるんだ??という感じです。

まあ、これだけでも十分すごいのですが、極めつけはバスと猫が合体したような身体をしているというのが外見的な一番の謎でしょう。

だいたいバスと猫が合体してるってどういうこと?って感じです。
いったいどうやったらバスと猫が結びつくのか不思議でしょうがありません。

窓の一部がウイーンと変形してドアになったり、ネッドライトがネズミになっていたりと、ある意味ギャグみたいな様相をしています。

劇中のメイとサツキは「何じゃこりゃ?」と言う感じで口をあんぐり開けていましたが、視聴者にとってもおんじような感想を持ったことでしょう。

このようにネコバスは常軌を逸した姿形をしているわけです。

これだけでも中々インパクトはあるかもしれませんが、重要なのはその後です。

ネコバスは大トトロを乗せた後、さっさと走っていなくなってしまいます。
実はこれが非常に需要なミソであると僕は思います。

というのも、いくらネコバスが常軌を逸した外見をしていようと長い間見続けていると人はその姿に慣れてしまうからです

10分や20分と画面の目の前にいた場合、その姿に見慣れてしまい「何じゃこりゃ?」感が薄まってしまうことでしょう。

そうするとせっかくのネコバスのインパクトが薄れてしまいます。

視聴者が「何じゃこりゃ?」と思っているうちに、さっそうと目の前から去ってしまうことで、逆に「いったい今のは何なのだろう?」と非常に強く印象に残ってしまうのです。

初回のネコバスの登場はこのような演出で視聴者に強いインパクトを与えたのだと思います。

そして2回目の登場シーンで、さらに視聴者をネコバスに夢中にさせてしまう演出が施されていると僕は考えます。

その事については次の記事で書いていきます。

次の記事へ続きます。

『となりのトトロ』関連の他の記事も御覧になりたい方は以下もチェックしてみてください。
『スタジオジブリ となりのトトロのまとめ』

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする