夜は短し歩けよ乙女の簡単なあらすじ紹介と小説を読んだ感想を書いていく!

さて、来月の上旬(2017年4月7日)、新たなアニメ映画が公開されます。

それは『夜は短し歩けよ乙女』という作品です。

※追記、映画『夜は短し歩けよ乙女』を見てきました!⇒感想はこちらからです!

僕はあることがきっかけでこのアニメ映画が気になりました。

それはPVです。

と、言うことで是非みなさんもPVを御覧くださいませ!
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いかがでしょうか?

なんかかなり独特な雰囲気じゃないでしょうか?

絵の感じが面白いです。

アイロニー的な、諧謔的な感じがあって惹かれます。

これは面白そうな予感がする!

僕はこの独特の絵の感じに僕はめちゃくちゃ興味を持ちました。

絵の雰囲気は個人的に『失格人間ハイジ』っぽい感じだなと思いました。
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出典元:comico「失格人間ハイジ」より

『失格人間ハイジ』というのはcomicoの漫画です。(⇒comicoについてはこちらで書いています。)

さて、この作品は森見登美彦さんという小説家の方が書いた小説の映画化ということ。

この作品は130万部突破したベストセラーだったのですね。

すごい人気ですね。

小説に疎い僕は全然知りませんでした。(ファンの方、ごめんなさい!)

というか、僕は江戸川乱歩さん、西村京太郎さん、近藤史恵さん、筒井康隆さんくらいしかまともに小説を読まない人間でして、つまり小説家さんを全然知らないのです。

あと、ネット上に投稿される小説をたまに読むくらいですね。

それにしても『夜は短し歩けよ乙女』とても興味深いタイトルだなと思いました。

なんか哲学的じゃないですか?

『夜は短し』に続いて『歩けよ乙女』ですよ。

この何とも言えない言葉の繋がり方、興味深くないですか?

僕はすごく興味深いです!

『ツァラトゥストラはかく語りき』みたいな雰囲気で、惹かれます!

すいません、話が逸れました。

さて、出演声優さん達のインタビューも公開されています。

ここでは花澤香菜さんのインタビューを紹介します。

なぜ花澤さんかと言いますと、僕はけっこうファンだからです。

それではどうぞ。

「すごく前向きな気持ちになれる」と花澤さんは仰っていて、更に興味がわきました。

最近僕は後ろ向きですから、前向きになれるという言葉に惹きつけられました!

ちなみに僕は花澤さん演じる黒髪の乙女がかなり好きなキャラです。

その事については下の記事で書いています。
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夜は短し歩けよの黒髪の乙女はかわいい性格!声優は花澤香菜でバッチリだ!

花澤さんのインタビューを聞いてるうちにストーリーが気になってしょうがなくなりました。

ということで、映画公開前ですが小説を買いました!
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さてさて、色々と話しがとっちらかりましたが、今回は小説を読んだ僕の感想や、あらすじ、その他諸々書いていこうと思います。

以下、ネタバレがあります!

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『夜は短し歩けよ乙女』のあらすじは?

さて、小説を読んだ感想を書く前に、『夜は短し歩けよ乙女』のあらすじを以下に簡単に載せます。

なお、この物語は入り組んでいて一言で上手くまとめられないので、僕の主観で簡単にまとめて紹介しますね!

ちなみにこの物語の主人公とヒロインは名前を明かされておらず、それぞれ『先輩』と『黒髪の乙女』とされています。

『夜は短し歩けよ乙女』を簡単にまとめます!

ある男子学生の『先輩』は硬派で女など眼中にないという感じだった。

しかし、部活の新入部員として入ってきた『黒髪の乙女』と言葉をかわしたことがきっかけで、彼女に完全に心を奪われる。

つまり一目惚れしてしまったというわけだ。

その後、男子学生『先輩』は彼女とお近づきになろうと作戦を立てる。

それは『ナカメ作戦』なるもの。「なるべく彼女の目にとまる作戦」とのこと。

男子学生『先輩はとんでもなく奥手で、彼女に全く話しかけられない。

ということで、彼曰く外堀を固めていっているというわけだ。

『ナカメ作戦』を実行し、彼女の後をつけたり、彼女の向かいそうな所に予め行き待ち伏せし、さも偶然に出会ったかのように振る舞うのだ。

いきなり話しかけて玉砕するのは輩はただの阿呆だと言い聞かせ、ナカメ作戦を実行するわけだが、『黒髪の乙女』との距離は一向に近づかない。

『先輩』は『黒髪の乙女』にナカメ作戦で近づくものの、いつも何らかの妨害が入るのだ。

2人の周りには奇妙な人々が次々と登場するからだ。

『先輩』は、彼らの妨害(妨害してる自覚はない)にあうため、せっかく計画を立てたナカメ作戦がなかなか成功しない・・。

2人はもどかしいほど交わらないのだ!!

一方で『黒髪の乙女』はその奇妙な人々との関わりを楽しんでいる。

彼女は好奇心が旺盛で、ちょっと変わっている不思議ちゃんだ。

『黒髪の乙女』はそうした奇妙な人達との新たな出会いに喜んでいる。

しかし、思いを寄せられている部活の『先輩』の事は名前すら覚えていないのだ・・・。

もちろん先輩の恋心などミジンコレベルでも気づいていない。

『先輩』哀れ・・・・。

『先輩』と『黒髪の乙女』はほとんど交わることがないまま、時は流れて行く。

変わりに、2人の周りに登場する奇妙な人々ばかりが彼らに干渉するのだ。

さあ、果たして『先輩』の恋の行方は・・・・・

電車男っぽい感じ?

あらすじは大まかにはこのような感じです。

何となく伝わりましたでしょうか?

『夜は短し歩けよ乙女』は一言で言えば、『恋した男が女の子にお近づきになりたく、色々と頑張っているがなかなか上手く行かない』という物語だ。

一昔前に流行った『電車男』と似ている感じですね。

『電車男』との違いは、物語の中で『先輩』と『黒髪の乙女』が全然交わらないという事です。

どういうことかと云いますと、二人の周りに様々な人物が登場するからです。

『先輩』が『黒髪の乙女』を待ち伏せし、話しかけようとした時に、いきなり少年がソフトクリームをベチャっとつけてきたり、など妨害が入るのです。

あと、2人のタイミングがうまい具合に合わずにすれ違いの連続だったりします。

ストーリー中、『先輩』は『黒髪の乙女』と運良く出会うときがあります。本当に数回だけですが、、。

でも『先輩』は緊張しすぎてちゃんと言葉を交わせないのです。

まあこんな感じのストーリーになります。

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小説を読んだ感想

さて、それでは『夜は短し歩けよ乙女』の小説を読んだ感想を書きましょう。

かなり面白い!!

いやホントにかなり面白いですこれは!

何が面白いかといいますと、ストーリーはもちろんのことですが、僕が特に面白かったが『先輩』と『黒髪の乙女』の心の声です。

話は『先輩』と『黒髪の乙女』のそれぞれの視点で、一人称『私』で話が進みます。

彼らが何を考えているのかが事細かに描写されているのですが、それが面白いんですよ。

どちらも思考がぶっ飛んでいます。

せっかくなので一部、引用しますね。

大学の文化祭で『先輩』が恋する『黒髪の乙女』を見かけた時の心の声です。
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怒る事務局長を尻目に、その時、私は上の空であった。
なぜならば、グラウンドから今まさにでていこうとする人影に、心を奪われていたからである。その瞬間、阿呆の祭典を満たす一切の賑わいは潮が引くように遠のき、全世界は私の視界を横切るただ一点へと収束して搏動した。そのほっそりとした小柄な身体つき、艶々と光る短くそろえた黒髪、猫のように気まぐれな足取り・・・・・・彼女の後ろ姿の世界的権威と言われる私が見間違えるはずがあろうか。あるはずがない。ぽてぽてとグラウンドから出ていこうとしているその人物こそ、浅いようで深い外堀を埋めに埋め続けてはや半年、私が血眼でその後ろ姿を追ってきた当の彼女であった。

出典元:森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」株式会社角川書店より

いかがでしょうか、『先輩』の心の声は。

めちゃくちゃ面白くないですか?

『彼女の後ろ姿の世界的権威と言われる私・・・』という下りは本当に笑えます!

後ろ姿の世界的権威ってなんですか?って感じですよ。

『全世界は私の視界を横切るただ一点へと収束・・・』とか大げさにも程がありますよ!

『黒髪の乙女』も負けていません。

同じく文化祭での彼女の心の声の一部を引用します。

正面から北へ入っていくと、賑やかに模擬店がならぶ向こうへ、時計台が聳えています。工学部の方角へ歩いていくと、林檎飴を売っている店がありました。林檎飴! まさに出店の王道と言うべきです。私は嬉しくなって一つ買いました。甘くて丸いものは良きものかな。
可愛い林檎飴を舐めつつ歩いていくと、微かなざわめきと緊迫した気配が伝わってきました。

出典元:森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」株式会社角川書店より

もう言い回しがいちいち面白いのですよ『黒髪の乙女』さんは!

『甘くて丸いものは良きものかな。』とか、いつの時代の人だよって感じですw

ちなみに、このセリフを呟いているのを見つけました。
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いや、最高ですね。

ついでにあと一つ、『黒髪の乙女』の心の声を紹介します。

学園祭が終わった後も、私はその時のことをひょいと思い出しました。そのたびに、私は何やらボーッとしてしまうのでした。もちろん私は普段から精神を研ぎ澄ましているような人間ではありませんが、その「ボーッ」は、「ボーッ」の中の「ボーッ」、「世界ボーッとする選手権」というものがあれば日本代表選手の座も間違いなしと思われるほどに筋金入りのボーッであったのです。そういうボーッの後、私はそわそわする自分を持てあまし、部屋にある緋鯉のぬいぐるみをぽかぽか叩いたり、むぎゅっと押しつぶしたりしました。可哀想なのは緋鯉でした。まことに申し訳ないことです。

出典元:森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」株式会社角川書店より

大真面目に「世界ボーッとする選手権」とか言ってるのがマジでウケます!!

「ボーッ」の中の「ボーッ」とか、言い回しがいちいち面白いです。

そして緋鯉のぬいぐるみをポカポカやったことに対して、『可哀想なのは緋鯉でした。まことに申し訳ないことです。』とか言ってるのも本当に笑えます。

いくつか引用しましたが、この小説の面白いところは、この2人の心の声なのですよ。

もしかしたら引用した部分だけだとイマイチ伝わらなかったかもしれませんが、小説を通して読むと本当に面白いです!

たぶんこのブログで読むよりも5倍以上面白いはずです!!

ちなみに僕は『黒髪の乙女』のほうがより面白いと思いますね。

なんだか貴族っぽい感じの敬語で、異様に丁寧にそして大げさに心の声を言い表してるのが本当に面白いです。

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もちろんストーリーもめちゃくちゃ面白いです。

2人の周りに登場する奇妙な人物たちの人間ドラマが、笑いと感動を与えてくれます。

これはかなり面白いアニメ映画になるんじゃないかと僕は期待しています。

ちなみに映画が公開前ですけど、あえて先に小説を読むのもありかと思いますよ!

どうして僕がそう思うかについては、長くなりそうなのでまた別の機会で書いてこうと思いますが、先に小説を読んでから映画を見ても十分楽しめると僕は感じました。

ということで、『夜は短し歩けよ乙女』の小説をオススメします!
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夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

気軽に楽しめる作品

さて、上に載せましたインタビューで、声優の花澤香菜さんは「すごく前向きな気持ちになれる」と言っていますが、まさにそんな作品です。

作中では色々なことが起こりますが、安心して気楽に見られます。

深刻な場面とか全然ないです。

かと言って内容が薄っぺらいとかそんなことはないです。

むしろ世の中を別の視点から見られるようになるかもしれません。

特に『黒髪の乙女』視点での世の中の見方はかなりぶっ飛んでいますが、でも彼女のように良い意味で気楽でで楽しい思考をすることはギスギスした今の世の中では必要ではないかと思いますね。

僕は『夜は短し歩けよ乙女』の小説を読んでいて、ほんわかした感じになりました。

いい意味で深く考えなくて良くて、のほほんとした感じです。

僕はその『のほほん具合』にハマったのです。

僕はこの作品は、タイプとしてジブリの『ホーホケキョとなりの山田くん』っぽい雰囲気の映画になるのかな?、と思っています。

もちろんストーリーは全然違いますけど、気を楽にして楽しめるという意味においては近いかな、と感じています。

『ホーホケキョとなりの山田くん』はスタジオジブリ作品中で再放送が一回しかされてないくらい、あまり人気のない作品です。

ですが僕はけっこう好きで、昔録画して何回も見直しました。

くり返し見れば見るほど『山田くん』は面白いですよ。

ちなみに日テレの会長だった氏家齊一郎さんはジブリ最高傑作は『となりの山田くん』だと言っています。

そしてニューヨーク近代美術館の責任者もジブリで一番すごい『となりの山田くん』を寄贈して欲しいと鈴木敏夫さんにお願いしたとのこと。

ですから『山田くん』はけして低評価されるべき先品ではないというのが僕の思いです。

最後の最後で話が『夜は短し歩けよ乙女』から『となりの山田くん』に思いっきり脱線しました。

すいません。

今回は『夜は短し歩けよ乙女』について、あらすじ、そして僕の思いなどについて書いてきました。

色々と書きすぎてまとまりのない文章だったかもしれませんが、この辺で終わりにしますね。

『夜は短し歩けよ乙女』については今後も書いていく予定です。

黒髪の乙女について記事を書きました。
⇓    ⇓    ⇓
夜は短し歩けよの黒髪の乙女はかわいい性格!声優は花澤香菜でバッチリだ!

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